実際に乗車・操縦体験もできるので、普段はあまり見る機会がない「はたらくくるま」の車内や操縦席に子どもが触れて、体験して、楽しめる絶好の機会だ。

また、多目的運動場の屋内では10:00~15:00にかけて、今回が初めてとなる「ドローン操縦体験」も実施。テレビ番組やインターネット動画などでも、ドローン撮影による映像を見ることが一般化してきたとはいえ、実際に操縦したことがない人は多いはず。一体どんな操縦感なのか、ぜひこの機会に試してみて。

迫力の「ヒージャーオーラセー」と「魚つかみ取り」

23日(土)には、多目的広場の畜産特設会場にて14:00~15:00に闘ヤギこと「ヒージャーオーラセー」を開催。

ヤギが角をぶつけ合って闘う迫力の「ヒージャーオーラセー」は例年人気の注目イベント。ヤギの熱い戦いに家族で拍手と声援を送りながら楽しんでみては。


24日(日)は、こちらも毎年人気の「魚つかみ取り」を14:00~15:00に畜産特設会場で開催。対象は小学生以下の子どもで、当日の13:30から会場内にて先着順で整理券を配布する。

10:00~13:00には牛・ヤギの畜産共進会を実施。畜産共進会とは、肉畜の改良増殖などにより畜産振興の発展に資することを目的としている品評会のこと。優劣を比較する会だけあって、会場には各畜産農家自慢の牛・ヤギが並ぶ風景が見られそうだ。

そのほか、ステージでは音楽ライブやよしもと沖縄によるお笑いライブ、バルーンアート、アームレスリング大会も行われる。

新旧の文化が融合した街

沖縄県本島の中部西海岸・東シナ海に面する宜野湾市は、琉球王府時代の1671年に浦添間切・中城間切・北谷間切から13村を割き、新たに1村を設けた計14村から成る「宜野湾間切」として新設されたことから始まる。

その後、数々の時代の移り変わりを経て、1962年7月に「宜野湾市」に昇格。西海岸の埋め立てにともなう沖縄コンベンションセンターや、今回の「宜野湾市産業まつり」会場にもなる宜野湾海浜公園などの公共施設整備により、現代では新しい市街地として発達を遂げた。