そして、なんだかんだで一線を超えてしまった2人。
「ずっと可愛い子だなと思っていたので、つい許してしまいました。K也くんはかなり酔っていたので、きっと翌日には何にも覚えていないと思いましたし」
そして、翌朝目覚めてみると…。
◆妹に交際を報告し修羅場に
「K也くんから『ずっと奈津美さんの方が好きでした。M美とは別れるから僕と付き合って欲しい』と告白されて驚きました…M美に申し訳ない気持ちと、正直ちょっとワクワクしてる気持ちが交互に襲ってきました」
しばらく悩み、結局お付き合いをする事を決めた2人はM美さんに報告しに行きました。
「M美は泣いて暴れて、土下座するK也くんをガンガン蹴り『汚らわしい最低女、2度と私の目の前に現れるな』と言って私の顔に唾を吐いて…ひどい修羅場でしたね」
そんな昼ドラのようなシチュエーションでお付き合いが始まった2人はとても燃え上がり、1ヶ月が経ちました。
「そしたら急にK也くんから『ごめん、M美とヨリを戻したから別れて欲しい』と言われて頭が真っ白になりました。私は妹を裏切って、両親からあきれられてまでK也くんと付き合いだしたのに、と憎しみでおかしくなりそうでしたね」
奈津美さんがゴネればゴネる程、引いてしまい再びM美さんと付き合いだしたK也さん。
「そしたらM美とK也くんが、『実は奈津美がK也くんに無理やり迫って、責任を取れと脅されて仕方なく付き合わされた』と私が悪者になっているエピソードをでっち上げて、その嘘をうちの両親も信じてしまって」
◆妹も彼と破局
両親、妹と気まずくなり実家にも帰れなくなってしまい、恋人も失った奈津美さんは、かなり落ち込んでしまい不眠症になってしまいました。
「眠れないので、昼間仕事をしていてもミスを連発してしまい怒られて、また落ち込んで…完全に負のループに入ってしまった状態でした」
そしてすがる思いで病院に行き、安定剤を飲みだすと少しずつ回復していったそう。