それからおよそ20年、昨年末の『NHK紅白歌合戦』でふたたび顔を合わせたが、酔っていたのか、YOSHIKIは年越し生配信の中で「あ、そう、(『紅白』に)静香がいて、今日。静香が」と唐突に工藤の話を持ち出し、気を遣ったHYDEが「言っちゃっていいんですか?」と返すも、その後もYOSHIKIは「いやいやいや、(静香とは)仲良いよ。えっ、こういうのマズい話なの?」「ほんとにね、彼女は素晴らしい人で」と語り、「たまにアドバイスいただきます、僕は」と現在も工藤と連絡を取り合う仲であることを明かして、世間を驚かせたものだった。

「紅白の舞台裏では、楽屋で飲んでいたYOSHIKIが、関係者が大勢いる前で『お~い、静香~!』と声をかけていたといいます。また、生配信で工藤について語った際は、今でも電話でたびたび会話していることを匂わせた際、HYDEに『そういうこと言っちゃいけない』とツッコまれてようやく気が付いたのか、YOSHIKIは急に『あ、待って、待て待て。これ、かなりマズいと思う』と慌てたため、余計に工藤との親密さがうかがえる形に。それで尾ひれがついたのか、工藤と木村拓哉の離婚危機説がまことしやかに飛び交うようになり、3月には噂を信じた『FRIDAY』(講談社)が工藤を直撃していたほどです」(同)

 今回、工藤が『ミュージックステーション』のスタジオに行かず、中継での出演となったのは、夫の木村拓哉への配慮があったのではとささやかれている。

「3日発売の『週刊文春』(文藝春秋社)では、来年4月期のテレ朝の木曜21時枠で木村主演ドラマが決定したと報じているが、木村のテレ朝木曜ドラマといえば、『アイムホーム』や『BG~身辺警護人~』シリーズは成功したものの、昨年4月期の『未来への10カウント』では初の視聴率2ケタ割れ(単話)を経験。さらに木村は、今年4月期のフジテレビ系月9ドラマ『風間公親―教場0―』は初回、第2話、最終話以外はひとケタで、全話平均で初の2ケタ割れも経験したうえに、東映創立70周年記念作品となった主演映画『レジェンド&バタフライ』も20億円という邦画としては破格の総事業費のわりに興行収入は伸びず、赤字ではと指摘されているなど、人気に陰りが見え始めている。『未来への10カウント』で木村に“失敗”させたテレ朝としては、『BG』シリーズで木村との相性の良さが証明されており、最近も『フィクサー』シリーズ(WOWOW)でますます脂が乗った様子を見せている井上由美子脚本を今回用意するなど万全の体制を整えて木村を迎える。そのため、木村の機嫌を損ねないよう、工藤とYOSHIKIが直接顔を合わせないよう“調整”したのでは」(週刊誌記者)