◆「悲しい」という気持ちを受け入れる

メンタル
写真はイメージ(以下同じ)
――最善を尽くして頑張っていても、悪い方に変化が起きてしまうこともありますよね。そういう時にメンタルに響いて落ち込んでしまう方は多いと思うのです。金さんは、そのような時にどうやって気持ちを保ちますか?

金「逃げずに向き合って最善を尽くしたら、結果が悪くても受け入れられると思うのです。もちろん、嫌なことが起こってしまったら、悲しい気持ちになります。自分の努力が全て報われるとは限りません。そんな時、悲しいものは悲しいと、受け入れるようにしています。まあ、私の場合はすぐ『悲しんでもしょうがない』と考えるので、立ち直るのも早いのですけど……。

悲しい気持ちの時は、泣いたら恥ずかしいとか心配をせずに、気が済むまで落ち込んだらいいと思うのです。自分の気持ちに素直になって受け入れて、しっかり向き合わないと、ずっと過去に縛られることになってしまうかもしれません。大変なことでも、時間が経ってみると実はそこまで大事でもなかったりして、後から笑い話になったりもしますよね」