JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントは、10月1日(日)に開局する茅ヶ崎FM「エボラジ」に出資、協力していることを発表した。

海と音楽の街 茅ヶ崎にラジオ局が誕生

加山雄三さんや尾崎紀世彦さん、桑田佳祐さんといった音楽家をはじめとして、数々の芸術家を輩出、また出身者ではなくとも数多の才人から愛されてきた街として知られる、湘南のコンパクトシティ“茅ヶ崎”。そんな茅ヶ崎ではかねてより市民の間から「地域の文化と情報を発信する場をつくることができないか」という声が高まっていた。

地元情報の発信基地としては「コミュニティFM」という形態がもっともふさわしいのではないかという茅ヶ崎在住の有志が、そのアイディアを市内各所に持ち掛けていったことがきっかけで、この度の「茅ヶ崎FM」、通称「EBOSHI RADIO STATION(エボラジ) 」開局が実現した。

茅ヶ崎といえば、その地名を全国に広めた立役者である桑田佳祐さん、サザンオールスターズが真っ先に頭に浮かぶのでは。今年は、そのサザンが衝撃のデビューを飾ってから45年という記念すべきタイミングでもあり、そのタイミングで茅ヶ崎に音楽発信基地ができることも意義深い。

地域の魅力、防災情報、サステナブルな取り組みを紹介

一方で、地域社会に目を向ければ、昨今多発している地震など、防災意識や防災対策はより一層重要になってきており、また、サステナブルな世の中を目指すにも、地域社会が果たす役割は大きい。この度の「コミュニティFM」開局は、これらの点においても最適な流れだったといえるのでは。

「茅ヶ崎FM」は今秋10月1日(日)に開局し、茅ヶ崎市内であれば、通常のFMラジオで聴取可能だ。なお、周波数については後日発表する。

烏帽子岩、浜降祭、花火大会、生シラスといった地域の魅力や、防災情報、サステナブルな取り組み、それらの要素を柱としつつ、海と音楽の街「茅ヶ崎」の人と自然を守りながら地域の魅力を発し広げていく…そんな情報発信基地とコミュニケーションの場を目指すという。

茅ヶ崎FM概要

茅ヶ崎FM「EBOSHI RADIO STATION」は、茅ヶ崎の独自の音楽や文化を発信し、防災や生活情報を届けるメディア。リアルタイムな情報を発信し地域貢献を目指すという。

なお6月24日(土)より、“茅ヶ崎FM応援団「エボシーズ」”を結成。入団受付がスタートした。入団すると、入団特典「やっぱいいジャン」をプレゼント。「エボシーズ」の一員となり、これから開局に向けて準備を進める茅ヶ崎FMを応援しよう。入団詳細は茅ヶ崎FM公式サイトで確認を。

今秋開局する茅ヶ崎FM「EBOSHI RADIO STATION」に耳を傾けてみては。

茅ヶ崎FM公式サイト:https://chigasaki-fm.com

(さえきそうすけ)