昨年10月に発生した映画『Rust(原題)』の銃誤射事件。この悲劇的な事件の被害者であるハリナ・ハッチンスさんの遺族から俳優のアレック・ボールドウィンが訴えられているが、今回、ハリナさんの夫であるマット・ハッチンスさんが、アレックの「この悲劇的な銃撃は自分のせいではない」という主張に対し、怒りを表明している。

事故が発生したのは、現地時間10月21日。ニューメキシコ州サンタフェのボナンザクリーク牧場で『Rust(原題)』を撮影中、アレックは銃を構えていたが、その銃が誤って発射され、撮影監督のハリナさんが致命傷を負った。彼女は42歳だった。アレックが持っていたリボルバーなどはその後、調査にまわされた。アレックは事故後のインタビューで「引き金は引いていない」と主張している。

先日、ハリナさんの遺族はアレックに対して訴訟を起こした。いまだ、この恐ろしい事件を起こしたのが一体誰なのか不明なままであるが、アレックのこれまでの主張をマットさんは「ばかばかしい」と猛烈非難している。