フレンチの前菜をふんだんに使用したちょっと変わったサンドイッチに出会えるお店『サンダンデリカ ボングウ』。長年フレンチ食堂『ボングウ』を営んできたオーナー・野口尚人さんの知恵と想いがたっぷりと詰まったお店です。見た目にも華やかなサンドイッチをいただきながら、そのこだわりを伺います。

フレンチ食堂を10年。サンドイッチ好きが高じて生まれたお店

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

真っ白な外観が目をひく、サンドイッチとフレンチ惣菜の専門店『サンダンデリカ ボングウ (SANDANDELICA BONGOUT)』。2020年11月26日にオープンしたこのお店は、神楽坂駅をおりてすぐ、気軽に立ち寄りやすい場所に位置しています。

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

光がたっぷり差し込むガラス張りの店内に並ぶのは、具材が豪華なサンドイッチと見た目も鮮やかなフレンチ惣菜。

「フレンチの前菜をパンに挟んだら、おいしいサンドイッチができるのではないかと思って始めました」と言うのは、10年間フレンチ食堂『ボングウ』を経営してきたオーナーの野口さん。長年のキャリアと自身のサンドイッチ好きが高じて形になった『サンダンデリカ ボングウ』では、フレンチ食堂ならではのこだわりを詰め込んだサンドイッチが人気を集めています。

個性いっぱい!中身自慢のサンドイッチ

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=季節限定の食材を使ったサンドイッチも、『PARIS mag』より引用)

『サンダンデリカ ボングウ』のサンドイッチは、中身のフレンチ惣菜に合わせてクロワッサン、食パン、パニーニの3種のパンが使われています。
具材のおいしさを重視しているからこそ、パン選びにもこだわりがあるそう。「一番気を使うのは一体感。ひと口食べたときの水分、油分、塩分のバランスがすごい重要なんですよね」と語る野口さん。

本来ホットサンドとして使うパニーニも、パンそのものが柔らかくておいしいことからソーセージと組み合わせてホットドックに。そんなパン選びのこだわりから生まれたユニークなメニューがこのお店の魅力です。

パン選びのアイデアだけにとどまらず、調理方法にもひと工夫。「お客さんが商品を選んだ後にパンを焼くようにしています。パンはやっぱり焼き立てが一番おいしいですからね。サバサンドは、中は冷たいままがおいしいのでパンの片面だけを焼き、ハンバーグなどのサンドイッチは、しっかり中まで熱々の方がおいしいので全体的に焼き上げるるようにしています」(野口さん)。食べたひと口目の「おいしい!」を叶えるのは、種類ごとに焼き加減を変えるひと手間だったのですね。

こだわりの詰まった『サンダンデリカ ボングウ』の人気のサンドイッチと、お店おすすめのサンドイッチを詳しくご紹介します。

ジューシーとシャキシャキ!「手作りソーセージとキャベツマスタード」

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

パンからはみ出るほどの大きさが目を引くソーセージ。その他にキャベツ、ビジョンマスタード、イエローマスタードが挟まったこちらのサンドイッチは、ジューシー且つしゃきしゃきとした食感が絶妙です。

ひとりで食べるのもよし、切り分けてシェアしながら食べるのもよし。シーンによって食べ方が工夫できるのもうれしいですね。辛さはないのでお子さんのいる家族連れにもGOODです。

定番のたまごサンドをフレンチ仕様に。「地卵とマスカルポーネ トリュフの香り」

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

元々相性のいいバターと卵、トリュフを組み合わせた一番人気のサンドイッチ。マヨネーズの代わりにマスカルポーネチーズでコクをプラスし、軽い口当たりです。ふんわり広がるトリュフの風味が最高なのは言うまでもなく。
王道の「たまごサンド」も、フレンチな味わいを堪能できる一品になっています。

塩気と脂身のバランスが絶妙な「サバのくんせいサンド」

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

パンは注文を受けてから焼き、サバは塩焼きから燻製までお店で行っているというこちらのサンドイッチ。カリっと焼いたパンに程よい塩気のサバが挟まっており、手間をかけて作られています。
具材は他にもオニオンスライス、レモンピール、レモンスライス、セミドライトマト、ガーリックオイル、フレッシュバジルとバジルペースト。ひと口の中にさまざまな味が広がっています!冷めてもおいしいのでテイクアウトにもぴったりです。

本格フレンチをお家で手軽に楽しんでもらいたい

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=いただいたデリは、「えびとブロッコリーのジェノベーゼと「木の子とアーティチョーク 生ハムのマリネ」、『PARIS mag』より引用)

「フレンチのエッセンスをうちの商品を通じて感じてもらうことで、フランス料理というものに対する敷居が下がればいいなと思っています」。(野口さん)

中身を一番にこだわるサンドイッチやフレンチ惣菜を提供する『サンダンデリカ ボングウ』。10年間フレンチ食堂を続けてきた野口さんの想いは変わることなく、このお店にも引き継がれていました。

またサンドイッチやフレンチ惣菜には色とりどりのお野菜がたくさん入っています。そのわけは、テイクアウトでもお野菜をバランスよく摂りたいという人に喜んでもらうため。フレンチ食材でなお且つ栄養バランスも摂れる。言うことなしのフレンチディナーの出来上がり。テイクアウトで健康的な食事が叶うのは、今の時代とても心強いですね。

暮らしに“フレンチ”を彩る、ちょっぴり特別なサンドイッチ『サンダンデリカ ボングウ』
(画像=『PARIS mag』より引用)

オリジナリティ溢れるサンドイッチを楽しみながら、フレンチのエッセンスを手軽にお家で味わえるように、食材選び、味、提供方法などにこだわりを見せる『サンダンデリカ ボングウ』。自宅で食事をする機会が増える今だからこそ、手軽に“おうちフレンチ”を堪能してみては。

■店舗情報
サンダンデリカ ボングウ
住所:東京都新宿区矢来町107 細谷ビル 1F
営業日:水~日・第3火曜日以外の火曜日
定休日:月曜日、第3火曜日
営業時間:11時〜20時
※最新情報はお店のHPをご確認ください。


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