安曇野特産のわさびグルメが味わえる「 大王わさび農場」や、新鮮な魚介をその場で楽しめる「寺泊魚の市場通り」、門前町に様々なお店が立ち並ぶ「善光寺」など、食べ歩きを楽しみたい、甲信越のグルメな観光スポットをご紹介します。
1. 大王わさび農場(長野)
広さ15万㎡、東京ドーム11個分もの広大な敷地に広がる、日本最大規模のわさび農場。無料で入場することができ、農場内に広がっている散策路をのんびり歩きながら、広大なわさび田の眺めたり、親水広場で湧き水に触れたり、パワースポットである大王神社を巡ったりもできます。
散策やお土産購入とあわせて、欠かせないのがわさびグルメ!園内にはレストランなど3種類の飲食店があり、わさびを使ったさまざまな料理が食べ歩きできます。
特に人気は、「大王庵」で提供している「本わさび飯」。湧水を使って炊いた釜飯に、おろしたてのわさびをのせて味わうと、ツンとした香りと甘みが口いっぱいに広がります。わさびが品よく香る、わさびソフトクリームも人気ですよ!
2. にぎわい市場 ピアBandai(新潟)
「ピアBandai」は新潟港に面した新潟市万代島にある観光市場で、前身の「新潟魚市場」だった時代から、新潟近郊のグルメが集う場所でした。お米や日本酒をはじめ、魚・肉・野菜・果実・生花に至るまで、新潟県の特産品が集結。ここに来れば買えないものはないという、日本海側最大級の旬鮮市場として知られています。
新潟グルメが楽しめる飲食店もいろいろと入っていますが、おすすめは「廻転寿司 弁慶」。佐渡沖でその日獲れた、鮮度抜群のネタで握ったお寿司がいただける人気店です。自慢のシャリには100%佐渡産のこしひかりを使っています。
このほか、海鮮丼が味わえる「港食堂」やカフェラテに特化したカフェ「BAROQUE」など、バラエティに富んだお店が揃っていて、充実した食べ歩きが楽しめますよ。
3. 小布施(長野)
人口は1万人ほど、町役場を中心に半径2kmの範囲にほとんどの集落が入るという、長野県で一番小さい町。しかし全国から注目をあつめる「まちづくり」成功の町と言われ、1年間で100万人以上の観光客が訪れます。
美しい景観とともに有名なのが栗。9月初旬頃から、その年収穫された新栗を使ったメニューが、各店舗の店頭に並びはじめます。栗を使ったメニューを扱うお店は、小布施駅から徒歩10分足らずの中心エリアに集中しているので、食べ歩きするのにもぴったりです。
和菓子にケーキ、アイスなど、たくさんのお店がありますが、ぜひ立ち寄りたいのが明治26年(1893年)の創業の栗菓子の老舗「竹風堂」。レストランを併設しており、栗菓子店ならではの甘味や、和食コース料理がいただけます。中でも名物の「栗おこわ」は、厳選した栗をたっぷり混ぜ込んで炊きあげた一品。栗おこわと、山菜の煮物など郷土の味覚を味わえる「山家(やまが)定食」がおすすめです。