今回の難読漢字は「別嬪」「希わくは」「追追」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
1問目はこの漢字から!「別嬪」
褒め言葉として使われる「別嬪」。
だけど読み方は・・・分からないと言う人も多いのではないでしょうか?
「べっかく」?「べっちん」?
どれも違います。
「べつばら」?・・・だけは絶対違いますよね。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「別嬪」の読み方のヒントは・・・?
「別嬪」とはずばり、「美人・綺麗な人」を意味する言葉です。
また、人物ではなく「特別の良い品」にも使われます。
読み方はひらがなで「べっ〇〇」の4文字ですよ。
これでもう、分かりましたよね?
「別嬪」の読み方の答えは・・・
正解は、「べっぴん」でした!
綺麗な人のことを「別嬪(べっぴん)さん」などと呼びますよね。
ちなみにこの「別嬪」という言葉、語源は江戸時代後期にさかのぼります。
東海道の吉田宿(現在の愛知県豊橋市)にあったうなぎ店が、うなぎのかば焼きを宣伝するために看板に「頗別嬪(すこぶるべっぴん)」と書いたことが由来しているんですって!
うなぎが「特別に良い品」という宣伝文句でしたが、後々に転じて「美人」を指すようになりました。
このうなぎ店、今も「丸よ」という店名で営業しているというから驚きですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「希わくは」
「希わくは」の読み方をご存じでしょうか?
「希望」と書いて「きぼう」と読みますが、もちろん「きわくは」ではありません。
それなら一体何と読めば良いのか…
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「希わくは」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇わくは」の5文字
- 「切に望むことは」という意味
- 希わくは世界が平和でありますように
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「希わくは」の読み方!正解は!?
正解は「ねがわくは」です!
漢字では「願わくは」と書くことが多いので、読みにくかったかも知れません。
「ねがわくは」とは、切に望む、心から願うといった意味です。
ところで、よく耳にする言い方に「ねがわくば」があります。
むしろ「ねがわくば」の方がよく聞くのではないでしょうか?
しかし本来は「願わく」という言葉が変化したものなので「ねがわくは」が正解。
時間の経過と共に「ねがわくは」の「は」が濁って「ねがわくば」に変化したものです。