Webアート文化基金は、画家のカマノレイコ氏の協力のもと、NFT技術を利用したチャリティーデジタルアートの販売を行っている。販売期間は3月24日(金)~4月2日(日)の期間の予定だ。

アートの購入で子どもたちを支援


この取り組みでは、人気画家のカマノレイコ氏のアートがデジタルアートとして販売され、売り上げの一部がルーム・トゥ・リード・ジャパンを通して、アジアやアフリカ地域の支援に寄付される。

カマノレイコ氏について

カマノレイコ氏は、絵画制作・個展・企業とのコラボレーション・グッズ販売など多岐にわたる活動をしている。作品の根底に流れるテーマは「普通の暮らし」「当たり前の日常の場面」の幸せや素晴らしさで、作品の中では、動物たちを通してそれらが描かれているが、メルヘンではなく常に現実的なものとして表現されている。

ルーム・トゥ・リードとは


ルーム・トゥ・リードは、“子どもの教育が世界を変える”との信念に基づき2000年に設立され、非識字や男女間の不平等のない世界を実現するために活動している。低所得層の子ども達が識字能力と読書習慣を身につけ、少女達が中等教育を修了し、人生の重要な決断をするためのスキルを身につけられるよう支援することで、この目標を達成しようとしている。

プロジェクトの概要

このチャリティー活動では、アート1枚あたりで、アジアやアフリカの低所得コミュニティに住む少女の約40日間の女子教育、または現地語の絵本40冊相当の支援となる。

デジタルアートの価格は1万円程度。暗号資産(イーサリアム)のほか、クレジットカードでの購入も可能だ。

チャリティーデジタルアートは、キャンペーン期間中のみ購入可能なオープンエディション(あらかじめ発行枚数上限を設けず、販売期間中に販売された枚数を発行枚数上限とする形式)として発行され、一点一点シリアルナンバーが付与される。

デジタルアート保有者への特典

デジタルアートの保有者は、特典として翌月から11ヶ月の間、毎月特定の日に、無料で新たなデジタルアートを入手することが可能。デジタルアートの入手はブロックチェーン上で行われるため、入手にはネットワーク手数料がかかる。

Webアート文化基金は、本を通じて豊かな文化に触れること、世界のより多くの人々がその機会を得られることを願い、この施策を実施している。また、今後も新たな技術を用いて、新しいかたちの社会貢献活動を実施していくという。

Webアート文化基金が行う、新技術を活用した新たな社会課題への取り組みに注目してみよう。

■カマノレイコ チャリティデジタルアートプロジェクト
公式サイト:https://wacf.hp.peraichi.com/reikokamano_nft
公式Twitter:@reikokamano_nft
公式Instagram:@reikokamano_nft

カマノレイコ 公式サイト:https://reikokamano.wixsite.com/reikokamano
ルーム・トゥ・リード・ジャパン 公式サイト:http://japan.roomtoread.org/

(yukari)