長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

本州の最西北端に位置する山口県長門市。北部は日本海沿いに「北長門海岸国定公園」が続く素晴らしい景観地で、市内には5つの温泉地もあり、旅情を誘う魅力にあふれています。萩城城下町等の世界遺産を有する萩市、関門海峡や名物のフグ料理で知られる下関市と隣接しており、周辺観光も合わせて楽しめます。 また気候は、日本海沿岸部にありながら風雪がともなう日本海側気候とは異なります。対馬海流の影響から冬は比較的暖かく、山間部以外は雪が降ることはほとんどありません。雨は多く、東京と比べても梅雨や晩夏、冬は降水量が増加する傾向があるため、雨具を携帯しておくと安心です。

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

<長門市の気候・おすすめの服装>

長門市の春(3~5月)の気温と服装について

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=丘陵の緑にソメイヨシノのピンクが映える「青海島さくらの里」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

長門市の3月の平均気温は約9℃。上旬は寒暖を繰り返し、中旬にはうららかな日が続くように。春を告げるのは、毎年3月15日に行われる青海島観光汽船の「海上交通安全祈願祭」。大きな旗を掲げた8隻の観光船が各漁港を巡る海上パレードは見応え十分です。
「青海島」や「大寧寺(たいねいじ)」が桜で華やぐのは3月下旬~4月上旬。20℃近くまで上がる日中は長袖シャツで過ごせますが、夜は冷え込むのでセーターや軽めのアウターで防寒対策を。 「俵山しゃくなげ園」が3万株のシャクナゲで彩られる4月~5月上旬は、天候にも恵まれおでかけにも最適です。特に5月は晴れの日が多く、平均気温は19℃近くまで上昇。シャツやカーディガンで過ごせる爽やかな気候の中、お花見や散策を楽しめます。

長門市の夏(6~8月)の気温と服装について

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=白浜とコバルトブルーのコントラストが美しい、ニ位ノ浜海水浴場『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

例年、梅雨が始まるのは6月上旬。実はこの時期は、雨が少なく平均気温も20℃以上。シャツやカットソーで過ごしていても心地よく感じられます。海岸沿いを散策しながら「元乃隅(もとのすみ)神社」を訪れるのもおすすめ。断崖に123本の赤い鳥居が連なる様子は圧巻です。
雨の日が多くなる6月中旬以降は、梅雨冷え対策としてウインドブレーカーなど風の通しにくいアウターが活躍します。
梅雨明けの7月中旬から8月末までは、ジリジリとした暑さに。日焼け予防や屋内での冷房対策に備え、薄手のカーディガンがあると便利です。夏は、白浜にハマユウの群落が咲き誇る「ニ位ノ浜」が人気。全国で最も水質がきれいな海水浴場でもあり、親子連れやサーファーでにぎわいます。

長門市の秋(9~11月)の気温と服装について

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=赤く染まったモミジが鮮やかな秋の「大寧寺」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

9月上旬の最高気温は25℃を超えているものの、最低平均気温は20℃を下回り、景観も秋めいてきます。千枚田の奥に海を望む絶景「東後畑(ひがしうしろばた)棚田」は黄金色に輝き、夜には沖に漁火が浮かぶ幻想的な光景が郷愁を誘います。
10月の平均気温は約23℃。日和も良く、シャツに薄手のアウターがあれば足りる気候です。
紅葉の見頃は11月上旬~12月上旬。長門峡から色づき、11月中旬には「大寧寺」が錦に染まります。平均最低気温は10℃以下になる11月は、コートやストールが必要です。

長門市の冬(12~2月)の気温と服装について

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=冬の日本海に屹立する青海島の奇岩群『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

暖かい対馬海流の影響から冬の平均気温は東京とほぼ同じ。日本海側ながら比較的温暖で、雪も山間部以外はほとんど降りません。12月上旬はまだ平均最高気温が15℃前後あり、ライナー付きのトレンチコートや薄地のウールコートで暖かく過ごせます。
12月中旬以降から2月までは平均最低気温が約2℃、平均最高気温も約9℃と、冬らしい寒さに。厚手のコートは必須。海岸沿いは風が強いのでストールや手袋など首や手を防寒する小物を用意しておくと万全です。
この時期は、名物「仙崎ぶとイカ」やアンコウ、ブリなどの日本海の味覚が目白押し。また、「海上アルプス」と称される景勝地・青海島では、日本海の荒波の中に屹立する奇岩群を目にすることができます。

<山口の伝統工芸が彩る温泉旅館>

観光を楽しんだ後は、山口県最古の温泉地長門湯本温泉でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。江戸時代には藩主も度々湯治に訪れていたという歴史ある温泉です。

星野リゾート 界 長門

藩主を癒した温泉街をそぞろ歩く

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=温泉街のそぞろ歩きの出入口となる、音信川に面した「あけぼの門」『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

新山口駅から車で約1時間。長門湯本温泉は開湯約600年を有する山口県最古の温泉地。江戸時代には藩主が度々訪れた名湯として知られます。「界 長門」は温泉街の中心に位置し、2020年3月に開業しました。全客室が「長門五彩の間」。徳地和紙、萩焼、萩ガラス、大内塗など、山口県の伝統工芸品が滞在を彩ります。食事は、山口県で親しまれている烏賊をはじめとした魚介類、野菜や果物など、旬の豊富な素材を楽しめます。川に面した「あけぼのカフェ」では、山口の味覚「ゆずきち」を使ったどら焼きなどを販売。どら焼き片手に清流・音信川をそぞろ歩きするのもおすすめです。

▼最高水準のコロナ対策宣言 星野リゾート 界では、皆様により安心してお過ごしいただけるよう、「衛生管理」と「3密回避」の2つの対策軸を掲げ、全施設において従来のサービスを進化させたコロナ対策を実施しています。

長門市(山口県)の気温・服装を知っておこう
(画像=星野リゾート 界 長門『星野リゾート みちくさガイド』より引用)

山口県長門市深川湯本2229-1
JR長門湯本駅から徒歩約15分
0570-073-011(界予約センター)

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。 記事公開:2020/04/23



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