11月6日(水)、台湾の内政部消防署(内務省消防庁)で開かれたオーストラリアと台湾の消防士カレンダーリリース記者会見に、日本消防士カレンダーチームが招待された。
日本消防の発展をサポート
オーストラリア消防士カレンダーは32年の歴史があり、支援が必要な人々に累計250万ドルの寄付をしている。
今年は台湾とオーストラリアの消防士がコラボレーションしたチャリティーカレンダーが制作された。このカレンダーは防災や災害救助に関する交流の一環で実現したもので、面白みや社会的意義が込められているとの事だった。
コラボカレンダーは、台湾とオーストラリア双方合わせて12人の消防士がモデルになり、台湾の消防士はオーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストで撮影され、台湾の蕭煥章署長は、2019年より複数回オーストラリアの消防士を台湾に招き、防災や自治体運営に関する議題などで交流を図っているとした上で、今年は3月に台湾の消防士6人がオーストラリアで災害救助の経験を語るなどしたと説明した。
また、記者会見後の交流会では蕭煥章署⻑は、「来年は日本と交流もしていきたい」と述べた。今後は消防士カレンダーを通じて世界各国との交流をしながら日本消防の発展のサポートをしたいと考えている。
寄付決定額は30万円を突破
日本版消防士カレンダーは、今年10月に正式リリースされ、発売から1カ月半が経過した。
このカレンダーは、売り上げた利益を被災地等に寄付する目的で販売しており、11月14日(木)現在で寄付決定額は30万円を突破した。12月31日(火)まで販売を継続し、今後売り上げた利益を被災地等の支援が必要な人々に寄付する予定だという。