「無印良品の家」を展開するMUJI HOUSEは、「無印良品の家」ネットワーク・パートナーのインフィルプラスが運営する、無印良品の家 岡崎店「木の家」モデルハウスを、11月9日(土)にリニューアルオープンしたことを発表した。

4タイプを展開する「無印良品の家」

「無印良品の家」は、「永く使える、変えられる」をコンセプトに、耐震性および耐久性の高いSE構法の採用により「永く使える」ことを可能にしている。将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、間取りを柔軟に変更できる「変えられる」家づくりを実現した。

「無印良品の家」では、すべての建物で「耐震等級3」の耐震性を確保。採用しているSE構法では、強度が明確な「構造用集成材」の柱と梁を「SE金物」で接合し、構造の耐久性を数値で証明する「構造計算」を可能に。この構造計算を、一棟ずつ個別に実施している。


2004年10月に発売した「木の家」に続き、2007年4月に「窓の家」、2014年4月に「縦の家」、2019年9月に平屋「陽の家」を発売し、4商品を展開中。11月現在、全国36拠点にモデルハウスがある。

「木の家」は、2006年度グッドデザイン賞と2017年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。また、「窓の家」は2008年度グッドデザイン金賞、「縦の家」は2014年度グッドデザイン賞を受賞している。

「木の家」のコンセプト

「木の家」は、吹抜けがある開放的な一室空間で、住む人が思うままに住まいを「編集」できる。そんな自由な発想を木造住宅でかたちにした住宅だ。大きな開口部と深い庇(ひさし)がある、箱のようなすっきりとした外観を持ち、太陽光と通風を最大限に活用する、環境負荷の少ない合理的な考えで設計されている。

南向けの庇は、季節によって異なる日射を調整し、夏は直射日光を遮り、冬は温かな陽光を室内の奥まで導く。温められた放射熱は、外断熱方式で外に逃がさず、少ないエネルギーで快適に暮らせる省エネ性能の高さも特長だ。

岡崎店の「木の家」モデルハウス