茨城県石岡市と、茨城県を中心に「地域から価値をつくる」ことを掲げ活動するCoelacanth(シーラカンス)は、石岡市移住推進事業の一環として、2025年1月に全2回の「移住体験ツアー」を開催する。

料金は1人2,000円で、11月14日(木)より受付を開始。定員は各回10名で、応募者多数の場合は原則先着順となる。

さまざまな表情を持つ石岡市

石岡市は、茨城県のほぼ中央に位置し、かつて国府の置かれた歴史ある街だ。


市街地では、木造2階建ての店舗兼住宅で建物の前面を垂直に立ちあげ、モルタルやタイルなどで洋風のデザイン装飾を施した看板建築の街並みが存在する。


また、内陸の旧八郷町エリアでは、筑波山系の山々に囲まれ、「にほんの里100選」にも選ばれた美しい里山の景色が広がる。

「石岡暮らし」を体感できるようなツアー

石岡市は近年、人口減少という課題を抱えているそう。それに対し、実際に「石岡暮らし」を体感できるようなツアーを開催することで、街の魅力を伝え、市や県外の人々に石岡市の良さを感じてもらい、移住や2拠点居住推進を目指していく。

「移住体験ツアー」のコンセプトは、「石岡市内のキーパーソン、先輩移住者との交流を通して石岡市の魅力を知る」。石岡市への移住・2拠点居住検討者を募り、先輩市民の元を巡って話を聞いたり、暮らし・生業体験を通して、街・人・暮らし方の魅力を体感してもらうことを目的としている。

暮らし・生業体験パートナーの話を聞こう


かねてよりシーラカンスは、茨城の暮らしを体験できる地域体験型メディア「LOCALBOOSTER」を運営しており、石岡に移住等をしてきた体験提供パートナーが複数存在するそう。

「移住体験ツアー」においても、パートナーと連携し、暮らし・生業体験を通して、双方向のコミュニケーションをとりながら、移住の経験談などを聞くことが可能だ。

例えば、千葉県との2拠点居住をしている岡本祐彦氏。同氏は、セルフビルドで作成した「森羅荘」で完全予約制のカフェを営んでおり、敷地内の山の手入れを行いながら、茶葉やはちみつ、果物作りを楽しんでいる。焚き火を囲みながら特製の手作りランチを味わいながら、2拠点居住ストーリーを聞いてみよう。