60年代ファッションの特徴が学べる映画【俺たちに明日はない】

世界恐慌時代のアメリカの銀行強盗を描いた映画「俺たちに明日はない」では、とても銀行強盗とは思えないスタイリッシュな主人公2人を見ることができます。アメリカ映画の「俺たちに明日はない」でフェイ・ダナウェイさんが演じるヒロインのボニー・パーカーはアメリカテキサスのウェイトレスから泥棒に変わっていきます。

アメリカを舞台にしていることもあり、どこかレトロな中にモダンな雰囲気が流れています。アメリカ映画の「俺たちに明日はない」でヒロインのボニー・パーカーはスカーフやベレー帽を上手に使った60年代ファッションを披露しています。この小物使いテクニックは必見です。

60年代ファッションの特徴が学べる映画【素直な悪女】

フランスとイタリアの合作映画の「素直な悪魔」では60年代ファッションや60年代メイクを学ぶことができます。若い男女の危うさと青春を感じさせる映画には気取らない60年代ファッションのおしゃれ要素がたっぷり詰まっています。

なんとなく履いているデニムやワンピースなど、これといって着飾っている風に見えないのにとにかくおしゃれに見えるのは、服一つ一つが体のラインにキレイにフィットしているからです。映画「素直な悪魔」では60年代ファッションだけでなく、髪型やメイクも参考になります。

60年代ファッションの特徴が学べるドラマ【マッドメン】

映画にはない魅力がいっぱいの60年代ファッションを学べるアメリカドラマなら「マッドメン」です。アメリカでも大ブレークしたドラマ「マッドメン」は1960年代のアメリカニューヨークを舞台にしています。働く女性がどんどん社会進出していた時代性もファッションに大きく影響しています。

60年代ファッションに溢れているアメリカドラマ「マッドメン」では二つの特徴に分かれた女性のファッションを見ることができます。一つは社会にどんどん進出している女性たちです。もう一つは家庭を守る専業主婦の女性たちです。どちらの60年代ファッションも個性が豊かで見ていてあきません。

60年代ファッションモデル【オードリー・ヘップバーン】

60年代ファッションの特徴を学ぶ上で映画やドラマは活躍してくれます。ビジュアルで60年代ファッションを理解できる映画やドラマですが、この時代に活躍したモデルさんや女優さんからもファッションの特徴を学ぶことができます。60年代ファッションを語る上で絶対に欠かすことができないのが女優でモデルのオードリー・ヘップバーンさんです。

オードリー・ヘップバーンさんは現代のモデルスタイルの美を作った原点とも言われています。スーパーモデルにも引けを取らないすらっと長く細い脚や腕はどんなにシンプルな60年代ファッションでもおしゃれな服装に変身させる力がありました。

しかし、オードリー・ヘップバーンさん本人はモデル体型にコンプレックスを抱いていました。幼少期に経験した戦争が原因で太ることができなかったからです。グラマーボディが美女の象徴とされていた時代にすらっとした細身美人を定着させたのもオードリー・ヘップバーンさんのファッションへのこだわりがあったからでしょう。