市制施行70周年を迎えた埼玉県飯能市の取り組みに注目!飯能市内郵便局と連携して作成したオリジナルフレーム切手について、飯能市フィンランド協会主催の講演会について、それぞれ詳しく見ていこう。

市制施行70周年記念オリジナルフレーム切手を販売


飯能市は、市制施行70周年を記念して、飯能市内郵便局と連携してオリジナルフレーム切手を作成。飯能市内等の郵便局窓口で10月10日(火)から販売。

■市の魅力を詰め込んだオリジナル切手

オリジナルフレーム切手は、台紙に、市街地の西側に位置する龍崖山から撮影した市街地の写真に昭和40年代の白黒写真を配置したほか、切手には、飯能市の豊かな自然や文化が感じられる写真を使用した、市の魅力を詰め込んでいる。

■県内全郵便局95局で販売

販売場所は、飯能市、所沢市、狭山市、入間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、日高市内の全郵便局、合計95局。価格は1シート、84円切手10枚で1,330円。販売部数は998枚、なくなり次第販売終了となる。

この機会に、市制施行70周年記念の切手をゲットしてみて。

市制施行70周年記念オリジナルフレーム切手の販売について:https://www.city.hanno.lg.jp/shiseijoho/70th_1/8420.html

飯能市フィンランド協会主催講演会開催


10月28日(土)13時30分~15時00分、飯能市役所を会場に、飯能市市制施行70周年記念事業飯能市フィンランド協会主催講演会「人が一番の資源‐幸せに通じるフィンランドの価値観」を開催する。講師は「フィンランド幸せのメソッド」などの著者の堀内都喜子(ほりうちときこ)氏。本講演会はZoomによるオンライン視聴も行う。

■幸せに通じるフィンランドの価値観がテーマ

フィンランドは、国際連合の機関SDSNによる幸福度調査で6年連続で第1位※に選ばれている。講師の堀内氏はフィンランドへの留学を経験し、帰国後はフィンランド関連の企業に勤務し、現在はフィンランド大使館に勤務。また、これらの経験から執筆したフィンランドに関連した書籍の著者としても知られている。今回の講演会では、「人が一番の資源‐幸せに通じるフィンランドの価値観」をテーマに男女共同参画の考え方を合わせて講師の堀内氏が講演する。

会場は飯能市役所本庁舎別館で、定員100人。Zoomによるオンライン配信の定員も100人となっている。申し込みは、10月27日(金)までに、飯能市電子申請届出サービス、または電話で飯能市市民協働推進課へ。参加費は無料、飯能市民以外の方も参加可能。

■フィンランドに精通する堀内氏

講師の堀内氏は長野県出身。大学卒業後、日本語教師などを経てフィンランドのユヴァスキュラ大学大学院に留学。コミュニケーションを専攻し修士号取得。帰国後は都内のフィンランド系機械メーカーに勤務する一方、ライター、通訳としても活動。2013年よりフィンランド大使館広報部に勤務。

著書『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書)は、『読者が選ぶビジネス書グランプリ2021』でイノベーション部門賞を受賞。その他に『フィンランド 幸せのメソッド』(集英社新書)、翻訳『チャーム・オブ・アイス~フィギュアスケートの魅力』(サンマーク出版)など。

幸せに通じるフィンランドの価値観を体感してみては。

飯能市フィンランド協会主催講演会「人が一番の資源‐幸せに通じるフィンランドの価値観」について:https://www.city.hanno.lg.jp/kanko_bunka_sports/moyooshimono/8414.html

※国際連合の国際イニシアティブである持続可能な開発ソリューションネットワーク(Sustainable Development Solutions Network:SDSN)が調査、発表

市制施行70周年記念の取り組みを始め、今後も飯能市の試みに注目だ。

(suzuki)