シーズン6は2部構成で配信予定(Netflix / YouTube)
来月11月から「ザ・クラウン」シーズン6が配信開始。今回はシーズン6では取り上げられないかもしれない歴史的な重要場面をいくつか紹介する。
ドラマシリーズ「ザ・クラウン」はシーズン5でいったん完結となったが、製作兼脚本のピーター・モーガンは考えを改め、結果的にシーズン6が来月からネットフリックスにて配信されることになった。
※パート1が11月16日、パート2が12月14日からという2部構成で配信予定
シーズン6ではダイアナ妃の事故にも触れられるといわれているが、これまでの王室の歴史の中にはドラマではフィーチャーされなさそうな重要事件もいくつかある。今回はそんな中から2つを紹介しよう。
ヘンリー王子とメーガン・マークルの恋愛と王室脱退
ヘンリー王子とメーガン・マークルがロイヤルファミリーから退くという出来事は、王室の歴史において非常に大きなイベントだった。しかしこの一件はシーズン6にはフィーチャーされない可能性がある。
現状、ヘンリー王子とメーガン・マークルに関しては結婚式やロマンスですら、最終シーズンに登場する様子はない。
大きく特集されるのはキャサリン妃とウィリアム王子のロマンスであるようで、俳優たちがそれぞれの役を撮影している写真もすでに世に出ている。
アンドルー王子のスキャンダル
今回取り上げられなそうな大きなスキャンダルのひとつは、アンドルー王子に対する疑惑だ。
告発者であるヴァージニア・ジュフレは、未成年の頃に、億万長者ジェフリー・エプスタイン(2019年死去)の右腕ギレーヌ・マックスウェルの指示で、アンドルー王子と性行為をさせられたと主張した。結果として、王子はヴァージニアと法定外で和解している。
シーズン5の先を描くわけではない
ピーター・モーガンはハリウッド・リポーター誌の取材において「はっきり言いますが、シーズン6は時間を現代に進めるわけではなく、同じ時代をより詳細にカバーするだけです」と明言しているため、後に騒動となったアンドルー王子のスキャンダルなどは取り上げられない可能性が高いというわけだ。