あの頃の山口智子は何歳だった？美しすぎる…！

山口智子さんは、ドラマ「ロングバケーション（1996年）」のヒロイン役を演じて以降、連続ドラマの世界から遠ざかっていました。その後、16年という長い期間を経て、「ゴーイングマイホーム（2012年）」の出演となりますが、その美しさは若い頃から変わることがありません。

40歳で女優業に復帰した山口智子さんですが、その生い立ちからデビュー、そしてブレイクして結婚するまでの流れをまとめてみました。

モデルデビューは何歳？実家を継ぎたくなかった？

山口智子さんの実家が旅館だというのは有名ですよね。幼少期から、山口智子さんは一人娘として旅館を継ぐことが定められていたんだそうです。

しかし、山口智子さん自身はそれに反発し、高校卒業後すぐに女将修行を勧める親を振り切って、東京都内の短大に進学します。

短大在学中の1986年、20歳でスカウトされたことがきっかけでキャンペーンガールとしてモデルデビューした山口智子さん。芸能界への第一歩を踏み出します。

女優デビューは実は朝ドラだった…！

近年では売れっ子女優が主演を務めているNHK朝ドラですが、当時は、新人女優の登竜門としての一面があり、山口智子さんも主人公役で有名女優の仲間入りした一人です。

山口智子さんが出演したのは、1988年度下半期に放送された「純ちゃんの応援歌」。戦後まもない日本において、旅館の女将となる女性の生涯を描いた作品です。当時山口智子さんは22歳でした。

山口智子さんは主人公の小野純子を演じています。山口智子さんは実家が旅館で、女将になることに疑問を感じて地元を離れていますので、奇妙な縁を感じてしまいますね。

後に夫となる唐沢寿明さんは、山口智子さんの義弟となる戦争孤児を演じていて、撮影中に山口智子さんに対して好意を持ち始めたと語っています。

唐沢寿明との結婚は何歳？ある事件で交際発覚！

1992年、山口智子さんの自宅マンションに、宅配業者を装った男2人組が訪れ、自宅に押し入ろうとする事件がありました。

玄関先で悲鳴を上げた山口智子さんを助けたのは、部屋に遊びにきていた唐沢寿明さんでした。男2人は駆けつけた警官に取り押さえられ、連行されました。

この事件により二人は「交際発覚か？」となりましたが、唐沢寿明さんは「今は特別ではない友人ですけど、もし付き合うようなことがあったら、良かったと言ってください」とユーモアと機転の利いたコメントを残しています。

事件から3年後、山口智子さんが31歳のときに二人は結婚会見を開きます。そして、朝ドラ共演直後からの交際だと認めてました。

木村拓哉と共演！ドラマ「ロングバージョン」出演は何歳？

1990年代フジテレビの月曜夜9時枠で放送されたドラマは、後世に名を残すようなヒット作品ばかりでした。同枠が月9（げっく）と呼ばれ始めたのも、この頃からです。

中でも1番のヒット作品は、1996年放送の「ロングバケーション」でしょう。

木村拓哉さん演じる冴えないピアニストと、山口智子さん演じる婚約者に捨てられた落ち目のモデルが、ひょんなことから同居を始め、互いに素直になれない時期を乗り越えて結ばれるというラブストーリーです。

最高視聴率は驚異の36.7％！当時木村拓哉さん30歳、山口智子さんは28歳でした。

山口智子と唐沢寿明に子供がいない理由は？

山口智子さん・唐沢寿明さん夫婦には子供がいません。

当時は、今よりもっと「子供を持って当たり前」という風潮でした。また、子供がいない夫婦に対して「恵まれなかった人たち」「かわいそう」と見られることも多々あった時代でもありました。

そんな中、子供を持たないという選択をした山口智子さん・唐沢寿明さん夫婦は、現代においてようやく「子供がいなくてもいいよね」「夫婦2人で生きてもいいよね」と、支持され始めています。

山口智子の複雑な生い立ちが原因…？

山口智子さんの生家は老舗旅館（現在は廃業）です。

両親が切り盛りしていましたが、父親の女性問題で両親が離婚。母親と妹と共に家を出た山口智子さんですが、それまで同居していた父方祖母を慕い、小学校低学年だったにも関わらず、一人で電車を乗り継ぎ、2時間かけて生家へと向かいます。

その後、山口智子さんは母親でなく父親に引き取られ、母と妹とは長い間疎遠となっていました。また、20歳になった際、山口智子さんは自分の意思で祖母と養子縁組をしています。

こういった家庭背景から、血の結びつきのない人々との人生を大切にする考えをもち、そして子供のいない人生を選んだのだと語っています。

夫婦仲は良好？木村拓哉の前で夫婦喧嘩の過去も…！

2019年8月放送のバラエティ番組「TOKIOカケル」にゲスト出演した山口智子さん。「夫である唐沢寿明さんに、人生で最も怒った出来事は何？」と聞かれ、「生涯の中で、本当に本気でキレたのは、あの一度だけ」と語り始めました。

1996年放送の「ロングバケーション」で共演した木村拓哉さんを自宅に招き、唐沢寿明さんも交えて3人で食事をしていたときのこと。食事中、一人だけ食べ終わった唐沢寿明さんがテレビゲームを始めてしまいます。

これに激怒した山口智子さんは、木村拓哉さんの目の前で、「お客様が来ているときに、食事の時間が終わっていないのにゲームなんて失礼」と、唐沢寿明さんを叱りつけたんだそうです。