◆商社勤めの元彼は、人気者で女性にもモテていた
「元彼の慎一郎は特別イケメンというわけではないのですが、人を惹きつける魅力があって、いつも周りに人が集まってくるような人でした。商社勤めで仕事に熱心なところも尊敬していましたし、サービス精神旺盛で、記念日にはいつも私が喜ぶことを企画してくれていました。
でも、モテる人だったので、他に好きな女性ができたと言って振られてしまって……。最初は別れたくなくてゴネてたんですけど、きっぱりもう無理だと言われて、そこから4年くらい経つのにまだ彼のことを忘れられていないんです」
◆まずやめるべきは、元彼を美化すること
美樹さんには現在、それなりに良い出会いもあるようです。それでも、高スペックで人気者の元彼と比べると劣って見えてしまうのが悩み。
イケメンや高スペックな彼氏がいたことがある人は、やはり次の相手も同じかそれ以上のレベルの男性を選びたいと思ってしまいます。それ自体は全く問題ありませんが、なかなか思っているような男性と巡り合えなかったり、出会えたとしてもうまくいかなかったりと、現実はそう甘くありません。
まず、美樹さんにお話ししたのは、元彼を美化しすぎていないかという点です。
「元彼や元彼女を忘れられない多くの人は、その人の良いところばかりを思い出して、嫌な思い出はなかったことにしています。
彼のネガティブな要素や嫌な思い出をすっかり忘れて、美化した元彼と比べられると、どんな人でもなかなか勝てませんよね。それよりも、今目の前にいる人の良いところを見るように心がけてみることで、美化した元彼と比べてしまう癖も良くなっていくのではないでしょうか」
それからもう一つ、大切なことを付け加えました。
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