同シリーズは2018年に公開された劇場版で完結した形になっているが、ストーリー的には続編を作ろうと思えばいくらでも作れる。旧ジャニーズ事務所が崩壊したことで、フジテレビは「忖度」の必要がなくなったため、近年屈指のドル箱シリーズだった『コード・ブルー』の再始動を画策しているとの情報は以前から飛び交っていた。
そういう意味で『ブルーモーメント』は“観測気球”の役割を果たしており、同作が好評となれば『コード・ブルー』の続編にゴーサインが出る可能性が高まる。新垣結衣、戸田恵梨香ら豪華キャストのスケジュールを押さえられるかという問題はあるが、山下が演じる「藍沢先生」さえ健在なら、登場人物の入れ替えなどで対応できそうだ。
山下は15日に放送されるTBS系『山下智久の超人限界』でバラエティのMCを務めることが決まっているなど、仕事の幅を広げてお茶の間からの支持を高めそうな気配。古巣の後輩であるtimelesz(旧Sexy Zone)の楽曲をプロデュースしたことでも話題を集めている。
フジテレビがこの勢いを見逃すはずはなく、いよいよファンが待望していた『コード・ブルー』の復活が現実味を帯びてきたといえそうだ。