◆彼がハマっていた位置情報ゲーム
「イングレス」とは、2013年からある息の長い人気の位置情報ゲーム。総ダウンロード数も1400万と多く、世界各地にポータルと呼ばれる陣地が存在しています。
「私はよく知らないゲームだったのですが、最初は英語版しかなかったため、彼は“英語のゲームをしている”という優越感に浸っていたそうなんです。ゲーム人口が『ポケモンGO』よりもだいぶ少ないので、ゲーム内での上位ランキングにも入っているらしいんですよね」
健太さんのゲームへの入れ込み具合は、想像以上だったそうです。
「私にゲームのことを知られてからは、彼女公認と思ったのか、どこに行くにもわざと遠回りをするんです。歩いて20分ほどの距離をわざわざバスに乗って、ゲームがしやすいのか、一番後ろの窓際の席に座ったり……。私と座席が分かれてもお構いなしで、外の風景に向かってなにやらスマホを操作していました」
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