◆ドライブデート中に、彼と口論して「とんでもない事態」へ
それは、ある日彼と「ドライブデート」をしていた時のことでした。遥さんは、彼がギャンブルにハマっていることに対して「そろそろ、ギャンブル辞めて欲しいんだけど」と伝えたそうです。
すると、彼は遥さんに対して「うるせぇ!お前には関係ないだろう!」と、ブチギレ。そこで、遥さんは彼と車の中で口論することとなったそうです。
そもそも彼は、大のパチンコ好き。給料が入るなりパチンコへ行ってしまうような性格でした。
本当は、彼と遥さんは旅行を計画していたそうですが、彼のパチンコが原因で、旅行にも行けなくなってしまったそうです。ドライブデートの最中に、彼は悪びる様子もなく「旅行はいけなくなったけど、またドライブデートすればいいんじゃない?」と開き直る始末。
遥さんは、そんな彼に対して「あなたがパチンコさえしなければ、旅行だって行けたのに……」と半泣きで訴えるように伝えたのだとか。すると、彼はさらにブチギレたそうです。
「そんなに旅行に行きたいなら、お金を稼いでいる人と付き合えばいい!」と怒り出し、急ブレーキ。車を止めた途端、彼は車から降りて、遥さん側のドアに回ったそうです。
突然、何が起こったのかわからず、不思議そうな顔で彼の表情を見る遥さん。彼の顔は、鬼のような形相としていたと、遥さんは語ります。
遥さん側のドアに回った彼は、なんとドアを乱暴に開けて、遥さんの腕をひっぱり、引きずり出したのちに突きとばしたそうです。
「キャーッ!」と叫びながら、遥さんは尻もちをついていると、彼はドアを閉めて車で逃走。なんと彼は、遥さんをその場へ置き去りにしたのです。不幸中の幸いにも、遥さんは「ショルダーバッグ」を肩にかけたまま助手席に座っていたため、財布も携帯も無事だったそう。
その後、近くに住む友達に携帯から連絡して、迎えに来てもらった遥さん。置き去りにされた場所はコンビニ近くだったので、コンビニに避難して友達が来るのを待ったそうです。
当時を振り返り「もし、降ろされた場所が悪かったら」「バッグがハンドバッグで、車に置いたままだったら」と思うとゾッとすると話す遥さん。不幸中の幸いといったところでしょうか。