◆別れを告げる予定の食事をドタキャンされた

彼には今までの感謝があるので、円満に気持ちよく別れられるようにしたいという想いから、最後は少し高級なレストランでの食事をサプライズでごちそうしようと朋美さんは計画を立てていました。

「ですが、約束の数日前にTにドタキャンされてしまったんです。まぁTの気持ちも分かるんですよね。破局の直前て、お互い気まずいというか重たい空気が漂(ただよ)っているので、急に行きたくなくなって嘘をついてキャンセルしがちだし、私もしたことあるので怒りの感情はなかったですね」

Tさんと最後のデートをするはずだった日が空いてしまったので、朋美さんは何となく毎年彼とお花見に行っていた公園に散歩をしに行ったそう。

「『もうTと二度とここでお花見をすることはないんだな』と少し感傷的になりつつ、でも前向きな別れの言葉でさよならしたいなと考えていたら、なんと目の前からTと知らない女性が手をつなぎながら歩いてきて、はぁ?って感じでした」

嫌な別れ方