ウプツヤンカンパニーとVISは、2014年に韓国で始まった国際大会である「ぼーっとする大会」を、11月3日(金)13:00〜17:00に東京都港区の虎ノ門ヒルズ・オーバル広場にて、日本で初めて開催。10月20日(金)まで参加者を募集中だ。

働き方・生き方を見直すきっかけに

「ぼーっとする大会」は、デザイナーのウップス・ヤン氏により始められた韓国国内で人気のイベント。独自性やエンターテインメント性から世界でも注目され、台湾や香港、オランダなど世界6カ国で開催されてきた。

忙しい毎日を送る現代人を集め、「ぼーっとする時間」を共有することで、これからの働き方・生き方を見直すきっかけづくりを目指す。また「ぼーっとする時間」に最も価値を見いだせた参加者を海外へ招待し、“一見無価値だと考えられるような時間が持つ価値”について考えることができる機会を提供する。


発起人のヤン氏は、「この大会を始めてからずっと東京でもやりたいと思っていた。韓国と文化や働き方が近い東京での開催は大きな意義を持つ」とコメント。今回の東京大会は、“働き方・生き方の見直し”を一番の目的としているという。

本当に大切なことは何か?

子どもを持つ母親たちも、会社員も、学校の先生も生徒も、みんな何かしらの目的のために、自分の時間を使って頑張っている。そんな時間の使い方が定常化してしまい、多くの日本人が「忙しい」とか「時間がない」という問題を抱えている今、「一旦、ぼーっとしてみませんか?」。同イベントは、今頑張って働いている人やこれから働く人に、本当に大切なことは何かと自問し、自分の働き方・生き方を見直してもらうきっかけになることを目指している。

芸術スコアと技術スコアを基に判定


審査方法は、観客と審査員が「芸術スコア」と「技術スコア」を基に判定する。「芸術スコア」は、各々職業・立場を象徴するような格好で大会に出場している参加者が、自分の職業・立場を生かしたぼーっとする瞬間をいかに面白く(美しく)表現できているかを判定。「技術スコア」は、90分間心身ともにリラックスし、いかに心拍数の変動を小さく保てるかを心拍計で計測して判定する。

募集人数は64組。ひと組につき1〜3名で参加可能で、参加費は無料。公式サイトより申し込み、職業と志望動機を参考に実行委員会が選出し、10月23日(月)に参加者を発表する。応募条件はないので、気になる人は応募してみよう。

■虎ノ門ヒルズ オーバル広場
住所:東京都港区虎ノ門1丁目23−1

ぼーっとする大会公式サイト:https://bo-ttosuru.com/

(山本えり)