息子パックス(左)、父であるブラピを痛烈に批判
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの息子であるパックス・ジョリー=ピット(現在19歳)が2020年の父の日にインスタグラムを通して父ブラッド・ピットを「ワールドクラスのクソ野郎」と非難していたことが今になって発掘され、話題になっている。
ピットが元妻アンジェリーナ・ジョリーと6人の子供のうち2人をプライベートジェット機内で虐待したとされる2016年から4年後、パックス(当時16歳)は自身のインスタグラムのプライベートアカウントで父をこき下ろしていたようだ。
月曜のデイリー・メール誌の掲載によるとその投稿は「父の日おめでとう、ワールドクラスのクソ野郎!あんたは何度も何度も、自分を最低で卑劣な人間だって証明してきたよな」と冒頭から怒り全開で始まる。
続けて「あんたは4人の下の子ども達に対する思いやりも共感力も一切ないよな。4人はあんたがいると恐ろしくて震え上がってるよ」と、ザハラ(18)、シャイロ(17)、双子のヴィヴィアンとノックス(15)が父ブラッドにひどくおびえていることにも言及するパックス(※)。
※パックスの兄にあたるマドックスは22歳。
彼はブラッド・ピットが2020年にオスカーを受賞する写真と共に、ブラッドが家族に与えたダメージを本人が「理解することはできない」「なぜなら共感する能力がないから」とブラッドの人間性を批判すると、「あんたは俺の最も近い人々の人生を絶え間ない地獄に変えてきた」「あんたが世界に対してどんな自分を演出しようと、いつか真実は明るみに出るだろう」と恨み節を続ける。
そして最後に「父の日おめでとう、クソ最低人間め」と痛烈に投稿を締め括っていた。
元妻であるアンジェリーナ・ジョリー(48)が「飛行機の出来事」で2016年に離婚を申請(離婚は2019年)して以来、ブラッド・ピット(59)には子どもたちとの写真が一切ないそうだ。FBIは当時ブラッドを虐待の疑いで調査したが、刑事訴追は行われなかった。
2022年10月、ジョリーは法定文書で、子どもたちがアルコールに酔ったブラッドの振る舞いによって「トラウマを受けた」と主張。文書によるとブラッドは「子どもの1人の首を絞め、もう1人の顔面を殴り」「ジョリーに頭からビールをかけて揺さぶった」「別の日には子どもたちにビールや赤ワインをかけた」などとされており、対してブラッドの関係者は「それらは事実無根だ」と主張していた。
今回話題になったパックスの非難は3年以上前のものだが、長女ザハラも先週出席したイベントで自身を“ザハラ・マーレイ・ジョリー”と呼び、本来のフルネームにあるはずの“ピット”を省略している。ブラッドに対する子どもたちの恨みは深いのかもしれない。