◆友人が3時間にわたって子どもの良さを力説

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 その後、今の恋人と交際を始めた安田さん。今の彼ならうまくいくのでは?と、妊活に挑戦してみるものの妊娠の機会に恵まれることはありませんでした。そのため、「彼のことは好きだけれど、もし彼が子どもがほしいと言ったら別の子と結婚するように勧めたいので入籍はしない」と語ります。

 しかし、そんな気ままな独身ライフを満喫する安田さんに口を出してきたのが10年来の友人、アヤカさんでした。

「アヤカは3歳年下の38歳で、34歳のときに授かり婚をして2人の子どもに恵まれました。それからというもの、私に『子どもは絶対に作ったほうがいいよ』と、ずっと言ってきます。元々、子どもがほしくて結婚したアヤカと私ではそもそもの価値観が違うんですよね。それを言っても『絶対、生んだら考えが変わるから』と、わざわざ電話をかけてきて3時間も説得されたんです。あまりの長話に私が仕事を理由に電話を切ると、今度は不妊治療に効く病院や『妊娠する方法』というサイトを送ってきて……正直、勘弁してほしいと思いましたね」

 面倒臭いのでアヤカさんからの連絡を軽くスルーしてましたが、ついに決別を決意する出来事が起きるのです。