◆思い出の同窓会が、愛に飢えた女たちの“狩り場”と化していた
「お正月休みに北関東の実家へ帰省して、中学時代のクラス会に参加したんです。上京してからはほとんど参加したことがなくて。久しぶりに会う懐かしい友人と一緒に、続々とやってくる参加者を見ては『あれって〇〇ちゃん!?』『うわ~~変わってない』など、盛り上がっていたのですが……」
盛り上がる川鍋さんの近くで、なにやらキャーキャーと大声をあげてより盛り上がるグループがいたそうです。
「地元に残っている独身女性グループが、やってくる男子たちを見ては『あれだれ!?』『ちょ、かっこよくない?!』『あれはないわ』と、品定めしていたんです。
騒いでいる子に話を聞いたら、『地元は本当に出会いがなくて、同級生の中で付き合ったり別れたりを繰り返してる』『もう“コマ”がない状態だから、同窓会で目新しいメンツが来るとテンションがあがる』って。恋活というか、婚活というか、もはや同窓会が狩りの場と化していました」