◆夫のカードで50万円課金したのがバレる
「ライバー名はケンケン(仮名)でした。イケメンというだけでなく、話がとっても面白くて。のめり込むのはすぐでした。ケンケンはアプリ内でも大人気で、コメントを送ってもすぐに流れてしまうから、読み上げてもらえることは少なかったんです。だから、投げ銭とかギフトっていうんですけど、それを送って、私の存在を認識してもらおうと試みました」
最初は高くても一日数千円の課金だったそうですが、真奈さんの課金はとどまることを知りませんでした。
「ギフトを投げるたびに、私の名前をケンケンが呼んでくれるのがすごく中毒性があって……。そのうち、一日数万円とか、平気で課金するようになってしまいました。しかも、夫のクレジットカードを使って、です。一ヶ月だけで、総額、五十万円ぐらいだったと思います。そのことは、当たり前ですが、明細を見た夫にすぐバレてしまいました」
そんなことに気付かないぐらい感覚が麻痺していたんですね、と苦笑する真奈さん。夫は激怒し、離婚寸前というまで関係が悪化してしまったそうです。