幼い頃から実父による心身の虐待に怯えて育ったイラストレーター・漫画家のあらいぴろよさん。

 自立し、結婚して「自分はもう大丈夫」と感じていましたが、子育てをしていると虐待の記憶が蘇ってきます。育児疲れが重なり、子どもに声を荒らげてしまうこともあったそう。

 あらいさんの著書『母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた』では、虐待の記憶や実母との関係に向き合い、自身の子育てのあり方を見つめ直す姿が描かれています。

 本記事では1話を紹介。後半ではあらいさんに、虐待の記憶を抱えながら子育てをする辛さや、虐待の連鎖を断ち切る難しさなどについて聞きました。

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