キラキラと美しい宝石の写真。実はこれ石鹸なんです。この石鹸は『宝石石鹸』と呼ばれ、材料をそろえれば自宅でも作ることができるので、ハンドメイド作品としても人気だそう。
なかでも透明観測所(@clearium_lab)さんが作る宝石石鹸は、透明度が高く美しい色彩が特徴です。本物の宝石以上に綺麗なこの石鹸はどうやって作っているの?ということで透明観測所さんにお話を聞きました。
◆宝石石鹸との出会いは1冊の本
――宝石石鹸を作り始めたきっかけを教えてください。
透明観測所さん(以下、透明観測所)「2〜3年前に本屋さんに行った時、偶然『ハンドメイドの宝石せっけんの教科書』(ポプラ社)という本の表紙が目に入ったんです。宝石石鹸の作り方を紹介する本だったのですが、表紙の写真がとにかく綺麗で『こんなに透明で美しい石鹸が作れるんだ』と衝撃をうけました。それで本を購入して、自分で作ろうと思ったんです」
――本屋で偶然、宝石石鹸を知ったんですね。
透明観測所「私は新潟に住んでいるのですがさらに偶然なことに、本の著者である木下和美先生が、新潟県で宝石石鹸の教室をひらいていたんです。『これは行かない手はない』と思い、先生が主催する『アロマティカラボ』で宝石石鹸のレッスンを受けました。レッスンを受け宝石石鹸の魅力にどっぷりはまり、たくさんの宝石石鹸を作るようになったのがきっかけです」