◆保護施設で姉妹猫に惚れて多頭飼いライフをスタート

 出会いは、2022年5月のこと。2匹は、保護施設にいました。飼い主さんは現在、同棲しているパートナーと施設へ。当初は、1匹だけ猫を迎えるつもりでした。

 しかし、タイニイちゃんに一目惚れした際、姉妹がいることを聞き、2匹でのお迎えを検討。何度か施設に足を運び、多頭飼いライフを想像し始めました。

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 そんなある日。施設を出る時、何匹もいる猫の中で、タイニイちゃんとバブルスちゃんだけが揃って出口までお見送りをしてくれ、道に出た後も施設内の窓から飼い主さんたちを見ていたそう。

 その姿を微笑ましく思い、縁を感じた飼い主さんらは話し合い、2匹のお迎えを決意しました。

 お迎え日、飼い主さんらは、その足で動物病院へ。体重測定やノミ検査などの健康診断を行ってもらいました。

 お迎えしたばかりの頃は警戒していたため、猫の入れる棚やキャットタワーのハウスなど、人の目に触れない隠れ場所を部屋に用意し、心をケア。名前は、サザンオールスターズのアルバム「タイニイ・バブルス」のタイトルから付けました。

「そのアルバムは、2匹と似た黒白柄の猫の顔がドンと配置されたジャケット。さらに、収録曲の『Tiny Bubbles』はtype-A、type-Bと2曲あり、まるで桑田さんが2匹に合わせて曲を提供してくれたように感じて、勝手に2匹のテーマソングだと思っています(笑)」