アーミー・ハマーアーミー・ハマー

性的暴行疑惑が浮上し、ここ数年ハリウッドから姿を消していたアーミー・ハマーが、インスタグラムに正式に復帰した。

アーミーは、動画でインスタに再登場した。彼は、1968年のミステリー映画『泳ぐひと(原題:The Swimmer)』が再生されているノートパソコンを、膝の上に置いて電車に座っているように見えた。

コメント欄には、アーミーがインスタグラムのフィードに戻ってきたことをよろこぶファンからの歓迎の投稿が殺到した。そしていくつかのメディアでは「アーミー・ハマーが奇妙な動画とともにインスタ復帰」と報じられている。

『君の名前で僕を呼んで』や『ソーシャル・ネットワーク』など数々の名作に出演してきたアーミーは2021年、複数の女性に送ったとされる、異常な性癖をつづったDMが流出。さらに性加害も告発され、出演が決定していた映画を降板、そのまま表舞台から去ることとなった。彼はDMで「ぼくは100%人喰い人種」「きみの血を飲みたい」などとつづっており、カニバリズム(食人嗜好)ではないかという疑惑が浮上。

その後、所属事務所WMEから降板し、ジェニファー・ロペス監督の映画『ショットガン・ウェディング』やパラマウント・プラスのシリーズ「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」など、出演が決まっていた役を失った。

2021年3月、エフィーと名乗る女性は、弁護士とともに記者会見を開き、アーミーをレイプで訴えた。彼女は、20歳のころ(2017年4月24日)にアーミーからレイプされたと告白。また彼女は何度も壁に顔を叩きつけられ、アザができたという。彼女はこの体験により、自殺を考えるようになったとも明かしていた。この関係があったとき、アーミーは現在別居中の妻であるエリザベス・チェンバースと結婚していた。現在、アーミーはエリザベスと離婚している。5月、LA郡地方検事は、性的暴行の主張についてアーミーを起訴しないと発表した。