日曜劇場『さよならマエストロ』は『リバーサルオーケストラ』に「似ている」
ネット上で指摘されているのは、『さよならマエストロ』が昨年1月期に日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されていた『リバーサルオーケストラ』と設定が「似ている」ということ。同作の主人公は、天才ヴァイオリニストだったものの、“ある出来事”により舞台から離れていた市役所職員・谷岡初音(門脇麦)で、彼女が“変人マエストロ”常葉朝陽(田中圭)とともに、西さいたま市を中心に活動するがけっぷちのオーケストラ「児玉交響楽団」を再生させる姿が描かれた。ちなみにこちらは、脚本家・清水友佳子氏のオリジナルドラマだ。
「『さよならマエストロ』『リバーサルオーケストラ』ともに、天才音楽家が地方のオーケストラを救う物語。盗作やパクリというほどではないですが、『似ている』という視聴者が少なくないのは頷けます」(同)
ちなみに、『リバーサルオーケストラ』のほうも放送当時、08年の韓国ドラマ『ベートーベン・ウィルス』(後に日本でもテレビ東京やフジテレビなどで放送)と「そっくり」と、ネット上でささやかれていた。
「『ベートーベン・ウィルス』は、かつての夢を諦め、視聴職員として働くヴァイオリニストと変人マエストロが、さまざまな問題を抱える素人同然の人々とともに、クラシックオーケストラ結成という夢に向かう物語。確かに『リバーサルオーケストラ』の初音と朝陽の設定やストーリー展開が似ており、ネット上には『二番煎じ』との声も少なくなかった。そんな『リバーサルオーケストラ』と類似している印象のある『さよならマエストロ』は、もはや何番煎じなのか……」(同)
【こちらの記事も読まれています】