Instagramを更新するたびにネットで話題になる歌手の工藤静香(54)。8月1日にはノリノリのエクササイズ動画をアップしました。コメントは「スタイルいい!」という称賛が大半ですが、一部に「痩せすぎて老け見えする」という声も。辛口のネットニュースにされてしまい、4日に本人がストーリーズで「容姿攻撃はやめて、一緒に楽しみましょ」と呼びかけたのでした。
この動画でもう一つ気になるのが、彼女がはいているダメージデニム。かなり激しく穴を開けてあります。40代以上になると、「肌も髪もやつれてきたのに、ダメージデニムは汚く見えないかしら?」と躊躇する人もいると思いますが、工藤静香のあのデニムはアリなのか? 今のトレンドは? スタイリストの大日方理子さんに聞きました(以下、大日方さんの寄稿)。
◆年齢は関係ないけど…ダメージの入り方が古い
私は、大人が肌の露出をしてもいいと思うんです。だって、こんなに暑いんだもの。肌の露出に対して「歳なのにみっともない」と言うのは、年齢差別(エイジズム)。大人がダメージデニムを着てもいいと思います。
もちろん、その場の雰囲気に合うか合わないかは気にします。わざわざビキニで学校の保護者会に行く、なんて露出はしませんよね。
工藤静香さんの話題の動画ですが、ダメージデニムをはくこと自体は何の問題もないと思います。ただ、ダメージの入り方が古いという印象を受けました。
買ったことがないのでわからないのだけど、GUCCIのスタッズ付きデニムだとしたら、ウン十万円するのでは? 10年前とかに買ったデニムを大切にはいていらっしゃるのかな、とお見受けしました。
おしゃれだとかダサいだとか、工藤静香さんはそんな世界線で勝負していません。好きな物を大切に長く着る、地球にやさしい方なのだと思います。