◆先住猫や先住犬とはすっかり仲良し
先住猫の名前は長男さんがつけたため、今回は次男さんが命名することに。子猫特有のキトンブルーの瞳から、「そら」という名前に決まりました。
後日、そらくんはキャリーケースに入りながら、先住犬と初対面。心配する飼い主さんをよそに、ふたりは比較的早く仲良くなってくれました。
シニア猫で先住猫のあずさちゃんと対面させる時も、そらくんはキャリーケースの中へ。少しずつ互いの存在を受け入れられるよう、2~3日ごとに繰り返し対面させました。
やがて、そらくんはあずさちゃんと仲良くなり、甘えん坊な性格に成長。いつも人間の近くにおり、家族が帰宅すると2階から降りてきてスリスリのお出迎えしてくれます。
◆いつのまにか「ドア開け」も習得!
目の前でゆっくり倒れてお腹を見せたり、冬には布団に潜り込んできたりする姿に家族は胸キュン。ただ、人懐っこい姿を見せるのは家族の前だけ。先住猫あずさちゃんの行動を見て、「知らない人は怖い」と覚えたそらくんは、玄関に見知らぬ人が来ると猛ダッシュで逃げるのだとか。
なお、学習能力が高いそらくんは、人間の行動もしっかりとチェック。リビングの扉を自由に開けるようにもなりました。
「洗濯物を干す時にはついてきますし、掃除を始めると邪魔をします。台所へ行くと足元をうろつきますね。まるで、小さい子どもが追ってくるようです(笑)」
◆飼い主さんに訪れた大きな変化
そらくんとの出会いを通して、飼い主さんの日常には大きな変化が2つ訪れました。まずひとつは、車のボンネットに猫が入り込まないように対策をするようになったこと。
タイヤの間やボンネットに入り込んだ猫を逃がすため、乗車前にボンネットを叩く「猫バンバン」という行為を行っている猫好きさんは多いものですが、飼い主さんはさらなる配慮を行っているよう。