「やすらぐ ひととき たいせつに」をモットーに、多くの人々に新鮮で美味しいコーヒーを届けてきた東北萬国社は、「萬國珈琲 ザ・モール仙台長町店」の店長を務める同社社員の太田恵美子バリスタが、「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2024」で準優勝を獲得したことを発表した。
「ハンドドリップ」に特化した競技会
日本スペシャルティコーヒー協会が主催する「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ」は、コーヒー専門店から各家庭まで日本で最も親しまれている抽出方法「ハンドドリップ」に特化した競技会。
コーヒーを抽出するというシンプルなルールだが、多くの参加者の中から上位へと進むためには、コーヒーとハンドドリップに関する多角的な知識と技術、経験が必要となる。
太田恵美子バリスタが予選大会を経て2位を獲得
「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2024」は、2月~4月にかけて全国5会場で予選大会が開催され、各ブロックの上位1名が決勝へ進出。決勝大会は、東京ビッグサイトにて毎年4日間開催されるアジア最大の国際見本市「ワールドスペシャルティコーヒーカンファレンスアンドエキシビション」の最終日、10月12日(土)に開催され、ファイナリストの14名が競技に挑んだ。
決勝では、抽出技術が評価される「ドリップ競技」と、レシピに対するプレゼンテーション、またプレゼンテーションと抽出したコーヒーの味の整合性が取れているかが評価される「フリー競技」が行われ、この2種目の合計点から順位が決定。上位8名が表彰された。
東北萬国社の直営店舗である「萬國珈琲 ザ・モール仙台長町店」の店長・太田恵美子バリスタは、参加者256名の中から予選大会を経て、日本2位の結果を残した。量の異なる2杯のコーヒーを抽出しながら抽出レシピに対するプレゼンテーションを行い、抜群に安定した抽出技術を披露し、高いコーヒーの抽出技術とプレゼンテーションの完成度から高評価を得たという。