■地獄のゴミ屋敷
ドアを開けた楊さんの目にまず飛び込んできたのは、山のように積まれたゴミ。
床には変色した液体が撒かれていたほか、使用済みの生理用ナプキンが机の上に置いてあったりと、どの様な使い方をすればこうなるのか全く理解できない惨状を見せつけられたのです。
ベッドの布団は真っ黒に汚れ、カップラーメンの食べカスや出前の袋が大量に蓄積したその部屋は悪臭に満ち、とても人間が住むような空間ではなかったとのこと。
「1年前に貸してから、掃除どころか1度もゴミを捨てていないんじゃないか?」と疑問を持った楊さんはその場で女性に電話をかけましたが、応答はありませんでした。
■ごみ屋敷女は失踪
その後、楊さんは清掃業者に部屋の掃除を依頼。なんとか元の状態に戻ったと言いますが、謎の女はそのまま失踪してしまったのだとか…。
「こんな経験は初めてです。自分が不運すぎたと思うしかないのですが…」とため息をついた楊さんは、メディアのインタビューに対し「一応警察には通報してます。借主の女性が早く見つかるといいのですが…」と答えました。
1年分の家賃を前払いし、ごみ屋敷を製造し失踪した女性は一体何者だったのでしょうか?現在も捜査は続いているようです。