創業62年のオフィス家具メーカー、アール・エフ・ヤマカワは、福岡市中央区大名に、九州初進出となる新拠点ショールーム兼コワーキングスペース「DESIGNITE」を開設。11月26日(火)にオープンする。

スタートアップの聖地福岡に進出

福岡市は2012年の「スタートアップ都市宣言」以降、スタートアップの数が増加。資金調達額は東京都に次ぎ全国で2番目ともいわれている。

また、半導体投資の拡大や金融・資産運用特区の指定により、九州への企業進出が活発化している。

そんな中、「天神ビッグバン」プロジェクトや「博多コネクティッドボーナス」を背景に、多くの大規模開発が進行しており、オフィス賃料は過去10年間で2倍強。これはスタートアップや中小企業にとって、九州・福岡に拠点を設ける上での大きなコスト負担になっている。


そこで、オフィス家具メーカーであるアール・エフ・ヤマカワは、家具や空間プランニングだけでなく、“ここで新しく始めたい”というスタートアップや九州進出を狙う中小企業の力になれる「場」を提供したいと考え、福岡市中央区大名にコワーキングスペースを併設したショールームをオープン。

新しく事業を始める人たちに、デザインされた快適な環境で「やる気」に火をつけられるような働く場を提供したい、そして、福岡に拠点を持ちたいと思っている中小企業が気軽に進出できるような場を作りたいと考えている。

「DESIGNITE」の特徴


「DESIGNITE」は、福岡・天神エリアで進む都市再開発誘導事業「天神ビッグバン」からインスピレーションを受けて、小さな火種が大きな炎へと成長し、強力なエネルギーとなる変革や成長を象徴する「IGNITE(点火する)」。そして、そこに自社企業理念のキーワードである「DESIGN(デザイン)」を掛け合わせて命名された。

急速に進む福岡市中心部のビジネス需要に応えるため「天神ビッグバン」に呼応した空間設計を施し、「IGNITE」のコンセプトを体現する特注照明を中心に、オープンでありながらゾーニングされた設計により、多様なアクティビティを誘発する空間を提供。