新世代の古着屋たちが仕掛ける“服好きのための古着イベント”「VINTAGE MARKET」が、11月24日(日)に、東京ビッグサイトにて規模を大幅拡大して開催される。
下北沢で開催されていたイベントが規模を大幅拡大
「VINTAGE MARKET」は、FURUGI83、古着屋OLDGREEN、古着屋MUJINが合同で運営するヴィンテージ・イベント。
これまでは年に1度、東京・下北沢ADRIFTで開催され、10代~20代を中心に3,000人以上が来場していた。今回は、運営による声掛けで集めた120店舗ほどが東京ビッグサイトに集結し、約1万人の来場を見込んでいる。
小規模人気店舗が数多く参加
今回の「VINTAGE MARKET」の魅力は、間違いなくその規模と、ほかのイベントではお目にかかれない小規模人気店舗が数多く参加している点。従来の大規模古着イベントでは、大手古着屋の大量販売によって各店舗の個性が死んでしまう事例が多く、イベントが面白くなくなってしまっていた。しかし、古着をヴィンテージコレクションとして、ハードルの高いものとして扱っていくのも先細りしていくことが考えられる。
古着を「着るもの」として捉え、面白い服を探して古着巡りをする、その楽しみを味わってほしいという思いから、今回のイベントが開催される。
古着の「今」が分かる服好きのためのイベント
「VINTAGE MARKET」の主催である3社は、いずれも古着業界の風雲児との呼び声高い、若き古着屋。各社ともSNSを武器に若者から熱狂的な支持を受けており、SNS総フォロワーは30万人を超え、月間インプレッションは1200万に達する。
その3社の声掛けにより、個人店や小規模店舗を中心に「今、勢いのある古着屋」が数多く招致され、約120店舗の古着屋が東京ビッグサイトのホールに集結する。近年の大規模店による画一的・商業的な大量販売から離れることにより、各店のセレクトやエッジの効いた商品で埋め尽くされた空間を実現する。