フジパンは、学校給食シリーズ「学校給食ドイツロール」「学校給食スラッピージョー味」「学校給食あげぱん」を、12月1日(日)から期間限定で発売する。

思い出の給食をイメージして商品化

全国各地で学校給食用のパンを届けているフジパン。そんなフジパンには、「給食で食べたあのパンをもう一度食べたい」「忘れられない味がある」などの声が寄せられることがあるという。

その声から着想を得て、今回、子どもの頃に食べた思い出の給食をイメージして商品化。給食パンの再現にあたって、豊明市と名古屋市がパッケージデザインなどに協力した。

フジパンの「学校給食パン」納入の歴史

フジパンの「学校給食パン」の受託は、1950年(昭和25年)、愛知県教育委員会より学校給食用パン委託工場の指定を受け(当時の社名:富士製糧工業)、初めて名古屋市の学校にパンを納入したことからスタート。1961年頃(昭和36年)からは、豊明市の学校給食用のパンの納入も始まり、今日まで継続して納入している。また、全国各地で学校給食用パンを届けている。

市のキャラクターをパッケージにデザイン

今回発売となる「学校給食ドイツロール」「学校給食スラッピージョー味」「学校給食あげぱん」についてそれぞれ紹介していこう。

ドイツロールの献立(豊明市学校給食センター提供)

1977年(昭和52年)頃にフジパンで販売していた商品が、給食のおかずとも合うパンとして採用され、50年近く前から学校給食で提供されている「ドイツロール」。ふんわりとした食感とほんのり甘いコッペパンとして人気のメニューとなっている。

豊明市では、給食パンである「ドイツロール」が、子どもの頃に食べた思い出のある保護者や子どもたちに人気なことから、12月1日を「ドイツロールの日(給食に感謝をする日)」と制定。学校給食に関わるすべての人に感謝する機会として啓蒙活動を行っていく予定だ。年間2回程提供されているメニューだが、12月1日の「ドイツロールの日」を記念して、12月4日(水)は中学校、12月13日(金)は小学校の給食で提供される。