職場の悩みとして多くあげられるのが、人間関係の悩み。自分では気がつかないうちに、人との関係がこじれてしまった人もいるようです。

自分の職場で同じことを起こさないように、参考として知っておくと安心かもしれません。fumumu取材班が、人間関係がこじれた原因を聞いてきました。

①正論だけで戦った

「職場ですぐにサボる人がいて、どうしても許せなかったんです。何回も『どうして自分の担当なのにやらないんですか？』『納期が過ぎているのにどうして提出しないんですか』と、正論で詰め寄ったんですよね。

そしたら、いつの間にか部署全体の空気が険悪になってしまって…。自分の発言は正論だったと思うけど、もう少し言い方を気をつければ、相手の受け取り方も変わったのかなと思いました。

私がガミガミ言うことで、その人のモチベーションをさらに下げていたかもしれないし…。人と一緒に働くなら、正論を振りかざすだけではうまくいかないのかもしれないです。

相手にどう伝えたらいいのか、言葉のチョイスを考えたほうが安心なんじゃないでしょうか」（20代・女性）

②「どうせ」で考えた

「職場で気持ちが荒れていた時期は、すべてのことを『どうせ』で考えていました。『どうせがんばっても給料上がらないし』『どうせあの人に報告しても意味ないからいいや』って。

仕事のやる気も下がっていくし、ダラダラしている姿は、絶対に他の誰かが見ているんですよね。上司から呼び出されて、ガッツリ注意をされてしまいました。

他の人からの信用も失ったのかと思うと、怖くなりましたね。今では過去の失敗談として笑いながら話せますけど、あのとき指摘してくれる人がいなかったら、職場で孤立していたかもしれないです」（20代・女性）