しばらくコンビでの活動が途絶えていたKinKi Kidsが、年末年始に東京と大阪でドームコンサートを開催すると報じられた。新曲の発売や年末特番への出演もありそうな気配で、一部で噂されていた「解散説」を完全に吹き飛ばしてくれたようだ。
KinKi Kidsをめぐっては、堂本剛が3月末で旧ジャニーズ事務所(当時のSMILE-UP.)から独立し、同時に唯一のコンビのテレビレギュラー番組だった『KinKi Kidsのブンブブーン!』(フジテレビ系)が終了。KinKi Kidsの公式ファンクラブも閉鎖となり、以降はラジオ番組で2人そろったことがあったものの、コンビでの活動は事実上の休止状態となった。
剛は音楽活動や映画出演、堂本光一は舞台と、ソロでそれぞれ精力的に活動していることもあり、一部では「不仲説」や「解散説」が飛び交った。さらには「剛がソロになりたがったせいでキンキが壊れた」「光一が舞台ばかりに熱中したせいで剛が離れた」などと、双方のファンによる「どちらが悪いか」論争も勃発し、コンビの先行きが見えない状況となっていた。
しかし、デビュー27周年という大ベテランとなった2人には「仲がいい、悪い」などというレベルでは語れない固いきずながあったようだ。
今月11日付のサンケイスポーツがKinKi Kidsの〝再始動〟を報じており、同紙によると大みそかのカウントダウンを含む年末年始の京セラドーム大阪公演と、年始の東京ドーム公演を複数回にわたり実施する予定とのこと。さらに「コンサート開催に向け、新曲の発売も視野に入れているようだ」という。
同日付の「女性自身」(光文社)WEB版も年末年始のドームコンサート開催を報じており、それに加えて「冠番組を持っていたフジにも“恩返し”のため、年末の音楽特番『FNS歌謡祭』に出演するといいます」との関係者コメントが掲載されている。また、一部では年一回の恒例特番『堂本兄弟』(フジテレビ系)が今年も放送される見込みだと伝えられた。