「初デートで遅刻しちゃった私も悪かったとは思いますが、たった2分であんなにも不機嫌になられると、こっちも気分悪くなるっていうか……」
3ヶ月前のデートを振り返り、そう話すのは佐藤桃子さん(仮名・30歳)。桃子さんはマッチングアプリで出会った男性と初デートをした際、彼の器の小ささに仰天したといいます。
◆ついに彼氏候補を発見!2~3日に1度電話する仲に
これまでに15名ほどの男性とマッチングアプリで知り合い、デートをしてきた桃子さん。しかし、どの男性ともあまり話が盛り上がらず、2回目のデートに繋がりませんでした。
そこで思いついたのが、会う前に電話で話してみようという作戦。通話時間は、1回5~10分。チャットでの会話が盛り上がった男性と電話をし、実際に会っても会話が楽しめる相手かどうか見極めることにしたのです。
「電話だから分かることって、結構あるんです。今、相手は緊張しているなとか女性と話し慣れている人だなとか、声色で感情が伝わってくるので、チャットよりも人柄が分かる感じがありました」
そうした中で仲良くなったのが、同い年の桂木昌平さん(仮名)。2人の仲は急接近し、気づけば隙間時間に電話をするようになりました。
「2~3日に1回は電話をしていましたね。彼と話すのが、自然と日常生活の一部になっていきました」
出会いから2週間後、電話で距離を縮めた2人は初デートをすることに。「彼とは上手くいく予感しかしない」と、桃子さんは期待に胸を膨らませていました。