子どもが生まれ外出するようになると、多くの親が悩むのが「授乳やオムツ替えをどこでするか」という問題。
いざ探してみると、落ち着いて赤ちゃんのお世話ができる清潔で安全なスポットを見つけるのは意外と難しいことに気がつきます。
一方で、徐々にではありますが全国の公共施設や商業施設で授乳室やベビールーム(赤ちゃん休憩室など名称はさまざま)を設置しようという動きは広まりつつあります。
そんななか、2023年9月に島根県松江市の道の駅に段ボールでつくられた簡易設置型の授乳室が寄贈されたものの、SNSを中心に賛否の声が噴出。「安心して授乳できない」「ないよりはあるほうがいい」と論争が巻き起こりました。
それではいったい、親たちはどんな授乳室・ベビールームを必要としているのでしょうか? また、設置が増えることでメリットがあるのでしょうか?
今回は、赤ちゃんを育てる人たち向けの授乳室・おむつ替え台検索アプリ「ママパパマップ」の開発者であり、株式会社コドモト代表取締役・村石健さんに話を聞きました。