◆かなりのチームワークによって作られた作品
――本作はたくさんの若手俳優の方たちが出ていて、撮影現場の熱量も凄いものがあったかと想像します。
佐藤:監督以下、役者陣、スタッフも含めて、それぞれのシーンをどのように撮ろうか、作っていこうか、みんなで話し合って進めていました。役者のやりたいこと、監督の狙い、それらをすり合わせていく作業が多かったので、今までの作品以上に座組が一丸となっていた気はしています。
――単なる時代劇ではなく、楽しい舞台を観ているようなスケール感も見ものですよね。
佐藤:ミュージカルのシーンを作り上げるには、監督と役者の想いがしっかり一致しないとダメだったので、普通の作品以上にお互いに「こうだと思う」と話し合いながら作り上げていきました。そういう意味でもかなりチームワークによって作られた作品でした。
インド映画や『グレイテスト・ショーマン』(2017)もですが、音楽が入った映画は、物語に厚みをもたらせてくれると思うんです。音楽があることにより、さらに感動するというところまで持っていければいいなという想いでやっていました。
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