◆男性から見て「会ってみたい」と思う要素がほぼない
自己紹介文も「休みの日は友達と食事することが多く、カフェ巡りやヨガが趣味です」と当たりさわりのないことが書いてありました。結婚相談所の紹介文も特徴がありません。何を書いたらいいか迷って「他の人はどういう趣味を書くんですか」と担当者に聞いて、それを書いてもらったというので驚きました。
そんな風に“みんながやっていること”を盛り込んだ結果、たくさんの女性と見比べて検討している男性が「会ってみたい」と思う要素がほぼなく、34歳という年齢を「若い」と感じる男性にしか刺さらないプロフィールになっているのです。
◆結婚相談所の「平均的な女性」は結婚できない
私はまず、結婚相談所の厳しい現実を伝えることにしました。
「仲人型の結婚相談所でも、辞める人のうち成婚退会って2~3割なんですよ。結婚相談所に入る平均的な婚活女子を目指しても結婚できないよ」
「え! そうなんですか」
恵さんがびっくりするのも仕方がないと思います。こういう情報はほとんど伝えられることがないのですから。入会前に、希望条件に合致する男性の数は教えてもらえても、ライバルの数なんて知らされるはずがありません。
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