みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。秋になるとかぶりたくなる帽子。なくても困らないけど、あったらコーデ全体がグッとオシャレになるのでせっかくなら取り入れたいところです。しかし、手持ちの帽子をかぶったら、オシャレになるどころかダサく見えてしまった……! そんな経験はありませんか? 今回は、帽子をかぶると急にダサくなる人の特徴をご紹介します。
◆ダサ見えケース1:ちょい古な帽子をかぶっている
ダサく見えてしまう大きな原因のひとつは、今では流行っていない時代遅れの帽子をかぶっているケースです。
特に時代遅れな印象になりやすいのは「10年ほど前に流行していた帽子」。私たち大人世代が青春時代によくかぶっていた馴染み深いデザインなので、もっとも注意すべき帽子と言えるでしょう。
◆昔買った中折れハットと、今売ってる中折れハットは結構違う
その代表例が、中折れハットです。フェルト地でつばはやや小さめの前上がりデザインだとさらに古見え要素が高まります。
現在も中折れハットは販売されていますが、つばが広めで水平、素材は硬く立体的なシルエットであるものがほとんどです。昔はやっていた中折れハットとでは、つばの形、デザインが大きく違うため、前に流行っていたデザインを取り入れないよう気をつけましょう。
◆ダサ見えケース 2:おばあちゃん要素の強い帽子をかぶっている
柔らかい素材、くすんだ色、刺繍デザイン、クロッシェタイプの帽子。これらは、シニア世代でよく取り入れられる帽子の特徴です。
これらの帽子が悪いというわけではないのですが、いかにもおばあちゃんっぽい帽子をかぶってしまうと、見た目がまだ若くてもコーデ全体を通して見たときに一気に老けて見えてしまいます。
◆手元にあったら卒業必至の帽子は
とくにクロッシェハットは現代の若い世代にはあまり馴染みのないデザイン。前下がりの小さめのつばに頭をすっぽり覆うキャスケットのようなデザインが特徴的ですが、この帽子が一時的に流行したのは2010年頃で今ではほとんど見かけません。手持ちにあったら卒業必至のアイテムと言って良いでしょう。