一人っ子のあるある 変わってる性格や心理 (4)競争心が弱い
一人っ子は兄弟とのおもちゃや、おやつなどの取り合いを経験していません。なので、相手を上回ろうとする競争心が兄弟がいる人よりも弱くなってしまいます。兄弟がいる人は、どのようにすればおもちゃを確保できるか、どうすればおやつを奪われないようにすることができるのかなど、子供の頃から相手を出し抜くことを学ぶ環境が整っています。
学校や仕事では常に誰かと競争することになります。学校の部活や、大人になるまでの生活などでも競争心を養うことはできますが、小さな子供の頃から、家庭環境という24時間に近い状態で取り合いによって競争心を育てた人にはかないません。なので、一人っ子は土壇場になって、一歩及ばなかったり、競争に対して出遅れてしまったりします。
そもそも、競争自体を好まないので、競争が生まれにくい状況である一人が好きということもあります。
一人っ子のあるある 変わってる特徴と心理 (1)一人が好き
一人っ子として育ったからこそ見られる特徴の1つとして、一人が好きということがあります。一人っ子はマイペースの人が多いです。マイペースということは、自分で使うべき時間のコントロールができるということです。
子供の頃から家で一人で遊ぶことに慣れると、何時まで遊んで、何時からおやつで、そのあとは何時までに何をする、という時間配分をするようになります。大人になると、時間のコントロールは仕事や勉強のペース配分に置き換わります。自分の中でペースを作って、確実にこなすことができます。
自分の中のペースを崩されると、時間の予定配分が狂ってきます。なので、マイペースな人は他人にペースが崩されないような行動を取ろうとします。極端になると、他人に干渉されなければ、ペースを崩されることがありません。なので、マイペースな人が多い一人っ子は一人が好きという状態になります。
また、一人っ子は一人で時間を使って過ごすことに慣れているので、単純に慣れた状態である一人が好きということもあります。誰しも慣れた環境が心理的に楽に感じます。なので、休日も大勢で出かけるよりも、一人が好きと、一人で買い物に出かけたり、家でゆっくり過ごすことが多くなります。
一人っ子のあるある 変わってる特徴と心理 (2)喧嘩が苦手
兄弟がいればおもちゃやおやつなどの取り合いで喧嘩をよくします。兄弟なので喧嘩のときに遠慮がありません。この兄弟喧嘩では相手に感情をぶつけるという練習になります。一人っ子の場合、兄弟喧嘩で感情を思いっきりぶつける経験が少ないです。また、大人になるほど感情を他人にぶつける機会はなくなっていきます。
このように喧嘩の経験が少ない一人っ子は、大人になってから、いざ自分の感情が爆発しそうな場面になっても感情のぶつけ方がわからないので、戸惑ってしまいます。相手が喧嘩に慣れている人であれば、戸惑いからうまく反論できずに言い負かされてしまうこともあります。
一人っ子のあるある 変わってる特徴と心理 (3)仲直りが苦手
一人っ子は喧嘩の経験が少ないという特徴があります。なので、仲直りの経験も少なくなります。大人になってから誰かと喧嘩をしたときに、どのように仲直りすれば良いのか、段取りがわかりません。仲直りの方法がわからないので、喧嘩が長引いてこじらせてしまうこともあります。また、謝るタイミングがあっても仲直りに慣れていないと、そのタイミングに気がつかなかったり、逃してしまったりします。