東京・荻窪で17年間愛され続けた寿司店「和田上」が、新たな経営者のもとで「寿司 周辰(SUSHI SHUTATSU)」として今年7月にリニューアルオープンした。
伝統の味を継承しつつ未来を見据える寿司店
「和田上」は、高齢の前経営者が引退し、惜しまれていた店舗だが、地域に同様の寿司店がないことから、若手経営者が店舗を引き継ぎ、再スタートを果たした。
この取り組みは、現在問題となっている後継者不足の解消に貢献するとともに、地元コミュニティへの大きな支援となっている。さらに、今後は海外展開も視野に入れ、日本の寿司文化を世界に広めていくことを目指している。
高級寿司をリーズナブルに楽しめる
「寿司 周辰」は、都内荻窪駅より徒歩1分の場所にある。高級寿司をリーズナブルに楽しめるコンセプトで、豊洲直送の新鮮なネタや、マグロ専門卸業者『やま幸』のマグロを使用している。また、世界で主流になりつつあるロゼワインにもこだわりを持つ。
シャリには岐阜県産のハツシモ米を使用しており、一粒一粒が大きく、パンチの効いた寿司酢で味付けされた中毒性のある銀シャリが特徴。ネタも大きく切りつけ、昔ながらのボリューム感を楽しめる。基本的にはコース予約制だが、当日に席が空いていればアラカルトでの注文も可能だ。
一度は味わいたいスペシャリテ
一度は味わいたい「寿司 周辰」のスペシャリテは、「ウニ、イクラと鮑の肝ソースを使用した痛風リゾット」。濃厚な鮑肝ソースを絡めたリゾットに、ウニとイクラをふんだんに乗せている。
また、マグロのわずか0.5%しか取れない希少部位「マグロの脳天」は、適度な脂のりととろけるような食感が病みつきになる一品だ。
ロゼワイン×寿司の新しい食体験
「寿司 周辰」では、世界的に注目を集めているロゼワインを取り入れており、寿司との新たなペアリングを楽しめる。ロゼワインのフルーティで軽やかな風味が、新鮮な魚介の旨みを一層引き立て、食事全体を通じて洗練された新しい食体験を提供する。