「渡邊さん本人もインスタで示唆しているように病気は完治はしていないものの、体調が回復したということで、徐々に仕事を活発化させるつもりでしょう。現状ではインスタなどのSNSを駆使したインフルエンサー活動のほか、アナウンサー業務や自身の経験を活かした講演などマルチな活躍が予想されています」

 となると、気になるのはテレビ出演などをはじめとしたタレント活動の方だが、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう話す。

「フジ時代の渡邊さんはバラエティー対応能力も高かったですし、業界内でも注目はされていますよ。『もしもツアーズ』での立ち回りに加えて、過去にはその“神対応”でお笑いコンビ・鬼越トマホークを救ったこともありましたからね」

 鬼越といえば、22年2月に『さんまのお笑い向上委員会』(フジ系)で共演した当時フジの久慈暁子アナをケンカ芸での「お前が辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねぇからな!」という“暴言”で泣かすという騒動が発生。

 一部視聴者からは「あのネタは誰も幸せにならないし、ただ人を傷つけるだけ」や「笑いに昇華できていない」などバッシングを浴び、ケンカ芸の“封印”も取り沙汰された。

 だが、その騒動から間もなく『もしもツアーズ』で鬼越と共演した渡邊さんは、「お前、たまに“私可愛いでしょ”みたいな写真、インスタに上げてんじゃねえよ!」とケンカ芸を仕掛けられると、番組ラストで「うるせえなあ。お前、1回女子アナ泣かせたくらいでビビってんじゃねえよ!」と見事なカウンターパンチを放って、見事に笑いに昇華させてみせた。

「渡邊さんは放送後に更新したインスタでも『はい、新作です!』と、わざわざ自身のあざとかわいい写真をアップし、『大丈夫な人もいるので!』とケンカ芸をフォロー。あの神対応で『鬼越』の2人もかなり救われたでしょうし、渡邊さんのバラエティー対応能力の高さが業界内でも広く知られるところとなりました。体調次第でしょうけど、本人にその気があればバラエティー番組での活躍も十分期待できる。加えて、インスタを見る限り抜群のスタイルは健在のようですから、雑誌グラビアなどのオファーもありそうです」(同放送作家)